八千代リハビリテーション学院

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ヤチリハのブログ

第58回 理学療法士・作業療法士国家試験の結果

3月23日に結果が出ました。

結果は。。。

理学療法学科 118 名、作業療法学科 36 名 ともに受験した学生すべてが合格しました。

合格率100%です。

理学療法学科においては合格者の数は日本一ということで更に嬉しさ倍増しております。

作業療法学科においては2年連続100%です。

 

次年度も引き続き学習支援に尽力したいと思います。

 

 

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実習前セミナー

理学療法学科昼間コース1年および夜間コース1年を対象に2月6日(月)から2月20日(月)まで実施される臨地での実習の前にセミナーを行いました。

 

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さあ、頑張ろう!

今回の臨床実習は、入学後初めて学院の外に出てグループ病院で理学療法士の活躍の場を見学することが大きな目的となっています。この実習に臨むにあたり、以下の内容をグループワークで調査し、冊子にまとめました。

調査内容

1.急性期病院の役割

2.回復期病院の役割

3.実習地で使われている言葉

4.病院入院患者に多い疾患(病態や症状)

2

なかなか難しいな~!

 

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でも、楽しく取り組もう!

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ここに大切な内容が書いてあるよ!

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勉強、楽しい!

 

6 着実に一歩ずつ!

さあ、ラストスパートだ!!

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みんな一生懸命に取り組んでいました。

皆さん!来週からの臨床実習を頑張ってきてください!!

今回は、「理学療法学技術演習Ⅱ」という授業の一部をお見せします。

模擬患者について情報や動画などをみながら
「どんな評価が必要だろうか?」「問題点はなんだろうか?」
「どのような治療をするといいのだろうか?」
といったことについてグループワークを通して検討していきます。
今回は…歩行分析!
模擬患者さんの動画をみて、最初は頭の中で
いろいろと考えて…うーん…わからない…(-_-;)
歩行分析は、正しくマネができればよくわかる!ということで、
動画の患者さんの歩き方をまねてみることに…

 

 

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ただ歩き方をマネするだけでなく、理学療法士役の学生も
「どこに、どうやって介助しているんだろう?」
「この手の添える位置に意味はあるのか?」
などと、さらにディスカッションが活発に!しめしめ…
色々考えながらグループワークを進めています!
よき理学療法士になるために、頑張れ~!

 

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理学療法学科 教員 T

「私の姿勢強化法」

こんにちは教員のSです。日頃、運動習慣を持たない私は加齢とともに筋力低下を実感
し、階段を見ればため息をつき、小走りすらしなくなくなっていました。
これは、「まずい」と自分は理学療法士の端くれ、腹は出ていても姿勢はかっこよくし
ないといけないと思い立ち、姿勢強化を始めました。
今回は私がやっている姿勢筋強化について紹介します。
ここでは、筋など解剖学的な詳しい説明は紙幅の都合上割愛します。

 

図1
立位姿勢をとるときには股関節と膝関節の伸展
させる筋が重要になります。筋力があれば
図1(青は股伸展させる殿筋、赤は膝伸展させる
大腿四頭筋)、弱ければ図2の姿勢(高齢者に多い)
になってしまいます。
そうしますと、強化のターゲットは殿筋(青)と
大腿四頭筋(赤)になります。
この2筋は立位姿勢筋なので、解剖学的にも
運動機能的にも連結・連動しています。ということは
一緒に強化できるということです。

 

やり方を説明します。
(図3)足部の位置が重要です。足先は図3 1
外側を向くようにします。殿筋に力を入れ
やすいからです。
この姿勢から殿筋に力を入れます。便意を
我慢するような感じです(殿筋は肛門を
締めるのを助ける働きがあります)。殿筋に
力を入れると連動して、膝の大腿四頭筋にも
自然と力が入ります。
これで力を入れる(3秒)、緩める(2秒)
を10回1セットとしてやります。
そのとき、手は握るかまたは殿筋にあてて
(図4)、力が入っているのを確認しながらやると
やりやすいと思います。3セット/日を目安に図4
やっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

図5
負荷なしが楽にやれるようになりましたら
筋力強化は負荷をかけるのが原則です。
(過負荷の原則といいます)。
負荷は図5のエクササイズバンドが便利です。
強さは5段階(色違い)くらいあるので、適度な抵抗感
があればよいと思います。ちなみに私は1番強いバンドでやっています。

 

 

 

バンドは図6のように前足部(足首ではありません)図6
抵抗をかけるために、足幅を肩幅くらいに拡げます
(図7)。この姿勢で、殿筋に力を入れるエクササイズ
を3セット行います。バンドは5段階あるので、抵抗が
弱く感じたら強めのバンドにしてください。
これだけでも強化できますが、更に強化したいと
思っている方用も紹介します。
スタートは図7で、殿筋に力を入れながら片足を挙げます。
そのとき体幹は真直ぐにします。また、足を高く挙げすぎると
バランスを崩しやすくなります。気を付けてください。
これを左右1回ずつやります。かなりの筋疲労を覚えると
思います。
以上、自宅でできる簡単、短時間筋力強化法を図8
紹介しました。私はテレビを観ながら
やっています。
殿筋、大腿四頭筋は姿勢だけではなく
立ち上がり動作、階段昇降などで重要な
働きをします。体幹も強くなるので動作が
楽にできるようになります。
是非、皆さんもお試しください。

理学療法学科の授業の1コマ

こんにちは。梅雨と共に暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は私が担当する「日常生活活動学」の授業を紹介します。タイトルの通り、日常生活と言う普段の生活に必要な活動(動作)を学ぶもので、朝起きてから夜寝るまでの様々な活動を考え、動作のしくみも学ぶ授業です。今回は、足のケガや骨折などで歩けなくなった場合に使用する松葉杖の授業場面を紹介します。松葉杖は、ケガや骨折で片足を着くことができなくなった際に安全に歩くために使用する道具です。20210628_使用画像1

2本の長い杖を使用するだけで一見簡単そうに見えますが、意外とそうではありません。両手で体重を支えて歩くことは、逆立ちして歩くことに似ていますので、筋力やバランス感覚、そもそも松葉杖を器用に使いこなす工夫が必要です。学生も授業の最初は、使い慣れない松葉杖に四苦八苦していました。20210628_使用画像3

松葉杖の高さ合わせや突き方をグループで確認しています。

20210628_使用画像2授業の後半には上手に歩くことができるようになりました。ちなみに歩き方は7通りあり、病気によって使い分けます。難しい~。

この授業が終わる頃には、学生は様々な日常生活の動作指導や介助方法を実践することができるようになります。理学療法士になるという目標に向け、また一歩大きな経験となる出来事だったと思います。がんばれ!みんな!

→→→理学療法学科の情報はこちら

 

運動器系障害の理学療法学Ⅰ

こんにちは。

理学療法学科教員のMです。

今日は、理学療法学科 夜間コース3年生の運動器系障害の理学療法学Ⅰの授業風景)を紹介したいと思います。

運動器系の“理学療法”といっても、ただ運動をするのではなく、患者様の状態を把握して、的確な治療を行う必要があります。

そのためには、1年生で学んだ、解剖学、運動学、評価学、2年生で学んだ整形外科学等の知識が必要になります。

宮野1 宮野2

つまり、1年生からの知識・技術の積み重ねが大切なんですね。

宮野3 宮野4

そして、理学療法士になるためには、まず国家試験を突破しないといけません!

そのために、授業では国家試験の過去問を解きながら、知識を深めています。

宮野5

来年は、最終学年です。長期の臨床実習と国家試験対策が待っています!

しっかり知識と技術を身に着けて、一人前の理学療法士になれるよう皆さん頑張っています!

知識と技術を身に着け、患者様のことを第一に考え、寄り添い、求められる素敵な理学療法士を目指して頑張るぞ!!

夜間コースのページはこちら

 

 

 

学生の様子について

理学療法学科の教員のFです。

1月は大学入試や定期試験など試験に関する行事が増える時期ですね。

当学院でも感染対策を取りながら後期の定期試験を実施しています。
各科目が終わるごとに学生が一喜一憂している姿がよく見かけられます。

今年は感染対策の一環で学校に残って勉強する場所を制限されたり、密にならないように定期試験の勉強をするなど大変だったと思いますが、zoomやlineを使って工夫しながら勉強しているという話を良く聞きました。最近の学生は便利なアプリを使いこなす速さはすごいなと感じています。
藤枝1

実力を出し切ってみんなが笑顔で春休みを迎えられることを祈っています。

⇒⇒⇒理学療法学科の詳細はこちら

大学院を修了~!

 皆さんこんにちは。理学療法学科専任教員のMです。
今年の3月に大学院を修了できましたので、ご報告させて頂きます。

 修士課程・博士課程と合わせて5年間、何とかやり遂げるが出来ました。大学院は勉強するというより、研究をして、それを論文(修士論文・博士論文)にまとめていく形になります。私は三次元動作解析装置という機械を使って、人の動き(歩行)を分析する研究を行いました。
大学院に進んだきっかけですが、実は「これを研究したい!」ということで進んだわけではないんです。当時私が受け持っていたクラスの学生たちが国家試験勉強を頑張っている姿を見て、「自分はこのままでいいのかなぁ。もっと頑張らなきゃ。」と思い、以前から興味があった大学院進学を決心しました。
 私たちは普段、教員として「学生たちに教える、伝える」ことを仕事とてしています。ですが、学生たちから気付かされることや学ぶことも多く、今回の進学もその1つだと思います。進学するきっかけをくれた学生たちに『感謝』ですね。

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教員紹介

 皆さんこんにちは。理学療法学科専任教員のFです。

 今回は、理学療法士として私の興味をもった分野についてお話していきたいと思います。私は今年度から八千代リハビリテーション学院に赴任してきました。昨年までは、臨床現場(回復期リハビリテーション病院)で働いていました。回復期リハビリテーション病院の役割の1つとして機能の回復や日常生活での必要な動作の改善を図り、社会や在宅復帰を目指すことにあります。在宅復帰を目指すにあたり、排泄に問題を抱えている方が多いことにいつも悩んでいました。排泄の問題は本人だけでなく、支援する家族にとっても大きな問題となり生活の質(QOL)にも影響を与えます。排泄障害を少しでも改善したいとの気持ちで、日本コンチネンス協会(すべての人が気持ちよく排泄できる社会づくりに寄与することを目的とする団体)に入会し、排泄について学ぶことにしました。そこには、多くの職種の方が学びに来ており有益な意見交換ができました。服薬時間の調整や、食事の見直し、おむつの選定、環境調整、骨盤底筋トレーニングなど、介入の方法は多岐にわたります。また、それぞれの専門性を活かしカンファレンスを行い、チームで関わることの重要性を学びました。そこから患者様への関わり方も幅が広がり、喜んでもらえることが多くなりました。

藤田ブログ

 現在は、臨床に出ることが少なくなりましたが、今後も協会の活動を通し、排泄障害に困っている人の支えになれるような活動が行えたらと思います。

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夜間コースについて①

 夜間コース理学療法学科1年生の担任をしているTです。

今年も夜間コースに33名の学生が入学しました。新型コロナに翻弄し、授業開始が遅れてしまいましたが何とか定期試験を行うことができました。写真は定期試験を受けている夜間コースの学生の後ろ姿です。昼間は働いている学生ばかりなので顔はご容赦ください。

 ちなみに夜間コースのクラスの雰囲気は年によって少し異なります。例えば3年生は福祉分野で働く管理職の方や既に他の医療資格を持った治療者などベテランの方が沢山います。今年の1年生といえば、今年高校を卒業した新卒の学生が圧倒的に多く、昼間コースのクラスと見間違えるほど活気のあるクラスです。またクラスメイト同士の交流をみていると他人に優しい学生が非常に多いですね。思いやりを感じます。(なかには自分にも優しい学生もいるかもしれませんが、そこは担任が少しずつ成長を促そうと思います。)それから昼間はしっかり働く学生の会話に耳を傾けると、理学療法士になれるよう自分自身と常に向き合いながら頑張っている学生が多いように感じます。

 セラピストは常に自分自身と向き合わなければなりません。担当患者を治療するうえで「もっと良い方法はないのか。」「もっと自分に出来ることはないか。」と自問自答する毎日の繰り返しです。まだまだ先の話ではありますが、このクラスメイトが卒業し臨床に羽ばたく日が来るとことを楽しみにしながら学生も、教員も、日々奮闘しております。(ちと言い過ぎたかな…)

鈴木1

八千代リハビリテーション学院理学療法学科夜間コースは、

千葉県で唯一、夜間に学べる理学療法学科です。

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