理学療法学科の授業の1コマ
こんにちは。梅雨と共に暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は私が担当する「日常生活活動学」の授業を紹介します。タイトルの通り、日常生活と言う普段の生活に必要な活動(動作)を学ぶもので、朝起きてから夜寝るまでの様々な活動を考え、動作のしくみも学ぶ授業です。今回は、足のケガや骨折などで歩けなくなった場合に使用する松葉杖の授業場面を紹介します。松葉杖は、ケガや骨折で片足を着くことができなくなった際に安全に歩くために使用する道具です。
2本の長い杖を使用するだけで一見簡単そうに見えますが、意外とそうではありません。両手で体重を支えて歩くことは、逆立ちして歩くことに似ていますので、筋力やバランス感覚、そもそも松葉杖を器用に使いこなす工夫が必要です。学生も授業の最初は、使い慣れない松葉杖に四苦八苦していました。
松葉杖の高さ合わせや突き方をグループで確認しています。
授業の後半には上手に歩くことができるようになりました。ちなみに歩き方は7通りあり、病気によって使い分けます。難しい~。
この授業が終わる頃には、学生は様々な日常生活の動作指導や介助方法を実践することができるようになります。理学療法士になるという目標に向け、また一歩大きな経験となる出来事だったと思います。がんばれ!みんな!
感染対策に関して
新型コロナウィルスの感染が収まりませんね。
八千代リハビリテーション学院では玄関入口や各教室の入口への消毒ボトルの設置、全教員と全学生の手指消毒ボトルの携帯、来館者への検温などの感染予防対策を行っています。
他にも、職員室・事務室のカウンター・図書室・学生サロンにはアクリル製のパーテーションも設置しており、在校生や来校される方には安心して過ごして頂きたいと思います。
夏のオープンキャンパスの際にはこの機会にしか体験できない模擬授業なども予定していますので、ぜひ参加してもらいたいと思います!
運動器系障害の理学療法学Ⅰ
こんにちは。
理学療法学科教員のMです。
今日は、理学療法学科 夜間コース3年生の運動器系障害の理学療法学Ⅰの授業風景)を紹介したいと思います。
運動器系の“理学療法”といっても、ただ運動をするのではなく、患者様の状態を把握して、的確な治療を行う必要があります。
そのためには、1年生で学んだ、解剖学、運動学、評価学、2年生で学んだ整形外科学等の知識が必要になります。
つまり、1年生からの知識・技術の積み重ねが大切なんですね。
そして、理学療法士になるためには、まず国家試験を突破しないといけません!
そのために、授業では国家試験の過去問を解きながら、知識を深めています。
来年は、最終学年です。長期の臨床実習と国家試験対策が待っています!
しっかり知識と技術を身に着けて、一人前の理学療法士になれるよう皆さん頑張っています!
知識と技術を身に着け、患者様のことを第一に考え、寄り添い、求められる素敵な理学療法士を目指して頑張るぞ!!