八千代リハビリテーション学院

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ヤチリハのブログ

【コラム】高齢化が進む中でリハビリテーション分野の需要は高まっている?

高齢化が進む中でリハビリテーション分野の需要は高まっている?
 
高齢化の加速が止まらない日本において、今「リハビリテーション」の需要が高まっているのをご存じでしょうか。
リハビリテーションと言えば、作業療法士や理学療法士などの専門分野であり、いずれも現代の国内において年々ニーズが高まり続けています。
しかし、実際にリハビリテーションの需要がどの程度高まっているのか、業界の詳細については、まだあまり知られていません。
 
そこで、今回はリハビリテーションが現代の日本でどれくらい重要であるのかを解説します。
 
 

日本の高齢化はどれくらい進んでいる?

 
日本の高齢化はどれくらい進んでいる?
 
日本において高齢者の割合が増え始めたのは、1950年頃です。
当時、高齢者の割合は4.9%でしたが、1985年には10%にまで上昇しました。
さらに、2005年には20%以上、2022年は29.1%と、右肩上がりの傾向が見られます。
 
総務省統計局によると、高齢者の割合は、2035年には32.8%、2040年には35.3%にまで及ぶとされていて、今後も高齢化は深刻な状況へ進んでいくと考えられています。
つまり、リハビリテーションを始めとした、作業療法士や理学療法士など「高齢者をサポートする人材」の供給は急務であるといえるのです。
しかし、現状としてはまだまだ高齢者の割合に対して、リハビリテーションを担う人材が足りていません。
 
 

高齢化社会でリハビリテーションの需要は?

 
高齢化社会でリハビリテーションの需要は?
 
高齢社会が今後も進むと推測されている今、高齢者をサポートする福祉の領域は需要が増大しています。
特に「リハビリテーション」は、福祉領域の中でも最も注目されていると言えます。
 
健康寿命の長寿化を目指している日本としては、単純に生活をサポートするのではなく、高齢者自身が自分の身の回りのことを、自分で行えるようになることが求められています。
 
リハビリテーションは、高齢者自身の基本的な身体機能・動作の回復をサポートし、周囲のサポートがなくてもある程度日常生活を送れるように促すためにも必要な訓練です。
就職・転職をするにあたって、将来性のある仕事に就きたいと考えている方には、リハビリテーションの領域で活躍できる作業療法士や理学療法士などの業種は最適といえるでしょう。
 
 

リハビリテーション職の人数は需要に追い付いていない?

 
リハビリテーション職の人数は需要に追い付いていない?
 
リハビリテーションの領域は需要が高く、今後も長く求められる仕事とされています。
しかし、一方でリハビリテーション職の担い手がまだまだ不足しているといった現状もあります。
 
そもそもリハビリテーション職を目指す方が少ないことが理由として挙げられますが、他にも「少子化」の影響もあり、福祉業界に関わらず働き手の分母が足りていません
実際、さまざまな業界で人手不足が発生している状況であり、中でもリハビリテーション分野は深刻な状況です。
そのため、リハビリテーション職は、現代ではライバルが少ない一方で需要が高く稼ぎやすいといった、いわば穴場的な仕事でもあります。
 
また、リハビリテーションの業界は、オフィスワークの業界と比べてAIに取って代わられにくいと考えられている世界です。
すでにオフィスワークの現場ではAI技術の導入が進んでいるのに対し、リハビリテーションの現場はまだまだ人の手によるサポートが中心です。
近年急速な進化を遂げているAIですら、まだ実際のリハビリテーションの現場では導入が難しいと考えられているのです。
AIの進化に伴い、すでに縮小しつつある業界がある中、リハビリテーションの分野はまだまだ安泰と考えられるでしょう。
 
 

今こそリハビリテーション職を考えよう

 
今こそリハビリテーション職を考えよう
 
リハビリテーション職は、社会的なニーズが高く、長く求められる仕事です。
勤務先も病院や福祉施設など幅広く、国家資格さえあればどこの地域でも活躍できると言っても過言ではありません。
実際、リハビリテーションを担う作業療法士や理学療法士は、国内のさまざまなエリアで働いている状況であり、近所や引っ越し先、配偶者の転勤先など、地域を問わずに職場を探しやすいといったメリットがあります。
 
また、リハビリテーション職は、人から感謝される仕事でもあります。
利用者やその家族からの感謝の言葉は、業務をこなすうえでのモチベーションの向上につながるでしょう。
仕事にやりがいを求める方にとっても、リハビリテーションの仕事は魅力的な仕事なのではないでしょうか。
 
 

まとめ

 
まとめ
 
本稿では、リハビリテーション職の需要や、高齢化の進行状況などについて解説しました。
今の時代に強く求められているのが「リハビリテーション」を担える人材です。
作業療法士や理学療法士などは、まさに現代のニーズに応えた仕事といえるでしょう。
将来性のある仕事をしたい方や、AIなどの最新技術の進化に左右されない仕事を希望している方は、ぜひリハビリテーションの分野に関わる仕事を検討してみてはいかがでしょうか。

高等教育の修学支援新制度について

皆さんは、「高等教育の修学支援新制度」についてご存じでしょうか。

経済的な理由で大学・専門学校への進学をあきらめないよう、基準を満たし、しっかりとした「学ぶ意欲」があれば支援を受けることができる制度です。授業料・入学金の減額と給付型奨学金という2つの支援を行うもので、これを受けることによって、専門学校などで安心して学ぶことができます。

支援の対象者は、住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生で世帯収入や資産の要件を満たし、学ぶ意欲がある学生です。支援の金額、手続の方法、ご自身が対象かどうかは、日本学生支援機構のホームページでシミュレーションする事ができますので、保護者の方と一緒にご確認ください。

なお、申請を希望する方は、在学中の高等学校にご確認ください。高等学校での申し込み期間に間に合わなかった場合、入学後に八千代リハビリテーション学院にてお申込みが可能です。

詳しくは、日本学生支援機構 「奨学金の制度(給付型)」

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/index.html をご確認ください。

ニューリバーロードレースin八千代

ニューリバーロードレースin八千代に

1年生が

ボランティアとして運営に参加してきました!

①ニューリバー

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜリハビリの学校がマラソンの運営をするのだろう?

そう思われる方もいるかもしれません。

 

この大会は全国でも珍しい

障がい者専用の部門とコースが設定されているんです!

微力ながらヤチリハ1年生も

速く走れる方から、車いすで一生懸命完走する方まで

応援しながら伴走をしたり、

 

②伴走、応援

 

 

 

 

 

 

 

ゴールで出迎えたりしました。

③ゴールで出迎える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者の大切なレースのお手伝いをさせていただきました♪

 

一般の部の運営では

スタート案内

④スタートこっち

 

 

 

 

 

 

 

 

ランナーの誘導

⑤走路確保

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、給水所、交通規制補助、完走証発行、フィニッシュドリンクサービスなど様々な役割に1年生が貢献してくれました。

朝早くからおつかれさまでした!

 

ボランティアを通して、教員と学生の交流が深まったり

八千代市のキャラクターである『やっち』と触れ合ったり

⑥やっち3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教員のゴールを待つ間に友人と仲を深めたりできたのではないかなと思います。

⑦教員のゴールを待つ

 

 

 

 

 

 

 

 

教員もがんばって走りきりました!!

⑧走りきった教員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

障がいをもった方が社会参加するためにも

成人期の方々が健康を維持するためにも

子どもたちの運動能力が向上するためにも

ニューリバーロードレースのような大会が重要です。

ボランティアを通して地域の方々の健康維持という大切な視点を実感できた一日だと思います。

 

 

来年入学する1年生も、このボランティアを通して

様々なことを感じて学んでくれるといいなぁと思っています。

 

一仕事終えて

お弁当と大会名物の『豚汁』で温まりましたー♫

⑨豚汁

 

 

 

 

 

 

 

臨床実習について

学生の皆さんから学校に納めていただいている費用の一つに「臨床実習費」というものがあります。 この費用は 「 預り金 」 に なりますが 、 これは一体、 どのように使われるもの だと思いますか?
入学すると、最終 年次 での長期実習 まで いくつ か 実習があります が、 そ のとき 交通費などの実習に 係る 経費 が発生します。
中でも長期実習では、8週間もの間、実習施設である病院 へ通い ます。 その病院 によっては遠くて 自宅から通えないため、事務が手配する賃貸住宅から通うこともあるので、交通費 の他に 住宅費 も かかってきます。
ここで、遠方の病院に配置された人だけに大きな金銭的 負担がかかって しまって は 、、、 不公平です よね。

写真イメージ

 

(写真はイメージです)

 

それで実習にかかるこれらの費用を、学生の皆さんからお預かりした 「臨床実習費」から支払い 、 経費 の負担が一部の学生に偏ることなく全員に均等になるようにしています。
全ての 実習終了後に 残った 「臨床実習費」 は 精算して均等に返金します。
実習は、ただでさえ緊張したり、頭も心もフルに使って 大きなエネルギーを費やしたり しますので、せめて生活面だけでもストレスが少なくて済むよう事務もお手伝いをしています。
学生の皆さん、夢の実現に向けてしっかり頑張ってください!

【コラム】リハビリテーション分野で今後AIはどのように活用されていく?

リハビリテーション分野で今後AIはどのように活用されていく?
 
AIの進化・発達において目を見張るものがある昨今、リハビリテーション分野でもAIによる影響があるとされています。
そこで、今回はリハビリテーション分野におけるAIの影響や、活用などについて触れていきます。
 
 

AIの発展によるリハビリ分野への影響は?

 
AIの発展によるリハビリ分野への影響は?
 
すでに、医療現場ではAIの技術が徐々に導入されており、リハビリ分野にも影響があると考えられています。
具体的には、脳卒中後遺症に悩む患者さんに対し、仮想現実(VR)を用いてトレーニングを行ったり、認知症予防のためにAI搭載のコミュニケーションロボットを活用したりするなど、少しずつリハビリ分野にもAIが浸透してきている状況です。
今後も、AIはリハビリにおけるさまざまな現場で活用されていくと見られています。一方で、患者さんの細かな変化や触れ合うことへの安心感など、AIだけではサポートしきれない点も同時に危惧されています。
だからこそ、リハビリでサポートを行う理学療法士や作業療法士の必要性も改めて着目されており、理学療法士や作業療法士がAIに取って代わられることはないと断言できます。
 
 

AIが発展してもリハビリ職は必要とされるって本当?

 
AIが発展してもリハビリ職は必要とされるって本当?
 
AIがすでにリハビリ分野に影響をもたらしているうえに、現場での活用事例も増えてきているといった点について、前項で触れました。
一見すると、理学療法士や作業療法士のようなリハビリ職は存在意義がなくなってしまうのでは?といった不安もありますが、実は決してそんなことはありません。
 

精神的な支え、細かな配慮は人の手ならでは

リハビリの現場でAIが導入されるようになりつつある現代ですが、AIではサポートしきれない部分があります。
それが「精神的な支え」や「細かな配慮」などです。
人間の心の機微はまだまだAIでは理解が難しいとされているため、患者さんの抱える不安や心配、複雑な感情などにおけるサポートは人の手が介入しなければなりません。
また、患者さんごとに必要となる細かな配慮は、人と人とのつながりだからこそ実現できる支援です。
情報をベースとして判断するAIにはまだ難しい領域であり、理学療法士や作業療法士の手は今後も必要となるでしょう。
 

AIは便利に活用する存在

AIがリハビリ職を奪うのでは?といった不安な声が挙がっていますが、あくまでもAIは「ツール」の認識です。
つまり、AIは仕事を奪う存在ではなく、「現場で便利に活用する存在」です。
AIが得意とする「記憶」「分析」「数値化」「推論」などの要素を使いながら、患者さんにとってベストなサポートができるように活用します。
具体的には、患者さんの症状や抱える問題に併せてAIにリハビリプランを作成してもらったり、必要なリハビリの負荷を計算してもらったりするような使い方ができるでしょう。
いずれは、「この領域はAIに任せる」「あの領域は人の手で行う」といったような、それぞれの得意領域を担う形でのサポートが実現できるようになるかもしれません。
 
 

リハビリ職はAIとどのように向き合っていく?

 
リハビリ職はAIとどのように向き合っていく?
 
とどまることなく発展・成長を遂げていくAI。理学療法士や作業療法士等のリハビリ職は、どのようにAIと向き合っていくことが求められるのでしょうか。
 

「共存」の関係にあることを理解する

理学療法士や作業療法士がAIと向き合っていくためにも、まずはAIとリハビリ職は共存の関係にあることを理解しましょう。
人間とAIでは得意なこと・苦手なことが異なります。
それぞれが得意領域を担うような形で患者さんに対して最高のリハビリを実施できることが、今リハビリ職が目指すべき道であるといえるでしょう。
 

AIの上手な活用が患者さんのメリットになることを理解する

AIがリハビリ職の敵となることはありません。AIを上手に活用することは、結果的に患者さんにとって大きなメリットになります。
人の手では難しい「大量のデータに基づいたプランの作成」「たくさんの事例をもとにした個人の最適なケア方法の模索」などは人が手間や時間をかけて行うよりも、AIにゆだねた方がスピーディーかつ正確な場合があります。
また、AIに一部の業務をゆだねたことで浮いた手間や時間は、目の前の患者さんに使うことができ、より高品質なリハビリ支援を行うことができるでしょう。
 

最終的な判断はリハビリ職が担うことを理解する

AIがプラニングや分析、推論などを得意としているものの、最終的に目の前の患者さんに対してどのようなサポートを行うかは理学療法士や作業療法士が判断する必要があります。
AIによる結果を100%信じ、そのまま実行することが必ずしも患者さんのためになるとは限りません。
人と人とのふれあいの中でしかわからないことは多いもの。ベストと思える最終的な判断を「人の目」で決める必要があるのです。
そのため、AIの存在はリハビリ現場において「補助」のような役割であるといえるでしょう。
 
 

まとめ

 
まとめ
 
本ページでは、リハビリテーションの分野でAIがどのように影響するのか、どう活用していくのか、などについてご紹介しました。
AIの登場はさまざまな業界に影響を与えている状況であり、理学療法士や作業療法士も決して例外ではありません。
しかし、AIはリハビリ職にとって脅威となる存在ではなく、むしろ味方となってくれる存在であると考えられています。
少子高齢化社会やリハビリ職の人手不足など、今後もまだまだ理学療法士・作業療法士の需要が高まることが予想されるので、AIに職が奪われることは決してありません。

教員の趣味をご紹介!

作業療法学科、専任教員の望月 真樹です。

10月1日より宮崎県木崎浜にて第57回サーフィン全日本選手権に千葉西支部の代表選手として出場致しました。

大会全クラスを合計すると1000名程の選手や関係者の方が現地を訪れ、とても盛大に

開催されていました。

成績は残せなかったものの、普段の練習の成果を出し切ることができました。

また沢山の選手の方と交流することができ、良い経験をすることができました。

サーフィンは八千代リハビリテーション病院で作業療法士をしていたときも続けていた趣味です。休日の日は病院の同僚や上司と一緒に海に行くこともあり、とても良い気分転換になっていました。

思い思いの趣味が仕事に活かせる、それもこの仕事の魅力の一つかと思います。

私たち作業療法士は、患者様が失ってしまった作業を取り戻すということを患者様と

一緒に行います。この作業とは、身の回りのこと、趣味のこと、仕事のことと様々です。

その為患者様の趣味の再獲得などを目標にすることも多く、様々な趣味活動と向き合うことがあります。そんな時、自己の治療的活用法といって、今まで行ってきた自分自身の趣味活動への思いや経験を作業療法に活かすことができます。

こんな作業療法の特色を感じに、ぜひオープンキャンパスに足を運んでみてください。

オープンキャンパスやガイダンスでお会いすることができましたら、みなさんがどのような趣味をお持ちなのか、ぜひお聞かせください。

 ブログ写真①

「スポーツの審判から学ぶこと」

猛暑の夏を経て、少しずつ秋の気配が感じられる季節になってきましたね。

スポーツをするのにも良い季節です。

現在フランスで開催されているラグビーW杯での、日本代表の戦いをTVで応援されていらっしゃる方も多いと思いますが、

私が気になるのは、「審判」です。

ラグビーの審判は、1プレー毎に両チームの選手と密にコミュニケーションを取り、反則を取った際には、なぜそう判断したのかを選手にしっかり説明しています。

本当に凄いなあと、選手のプレー以上に気になります。

気になるのには理由がありまして、私自身がサッカーの審判活動をしているからです。

少年サッカーの指導者を長らく続けているのですが、その活動の中で必要になり審判資格を取得しました。

現在は3級という資格を持っていて、都道府県サッカー協会が主催する試合を担当することができます。

3級の上には、2級、1級とあり、審判活動を仕事とし生計を立てているプロフェッショナルレフリーという方もいらっしゃいます。

Jリーグの審判は、1級以上の資格を有し、その中でも厳しい基準をクリアし選抜された本当に凄い方々が務められています。選手としてJリーグの舞台に立つのと同じくらい大変な道のりを経て、日々血の滲むような努力を審判の方々はされています。

写真1枚目

 

 

 

 

 

 

 

審判資格を有し、日本サッカー協会に登録をしていると、毎年最新版の「競技規則」が送られてきます。

(電子化の波で、今年から本の郵送は無くなり、ネット上でデータを見る形に変わってしまいました、、、)

写真2枚目

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のように「競技規則」は、「Laws of the Game」という名前です。「Rule book」ではありません。

最新版の「Laws of the Game」の11ページには、

『サッカーの競技規則は、他の多くのチームスポーツのものと比べ、比較的単純である。しかしながら、多くの状況において「主観的な」判断を必要とし、審判は人間であるため、必然的にいくつかの判定が間違ったものになったり、論争や議論を引き起こすことになる。人によっては、これらの議論が試合の楽しみや魅力の一部となっている。しかし、判定が正しかろうと間違っていようと、競技の「精神」は、審判の判定が常にリスペクトさ

れるべきものであることを求めている。』

http://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_202324.pdf

とあります。

サッカー界では、VAR(ビデオアシスタントレフリー)などの技術の登場により、勝敗を左右するような誤審は減りました。しかし、審判の判定に対する批判やアンチコメントは、SNSなどで全く減りません。

以前、1級資格を持つ審判の方にお話を伺ったことがあるのですが、

「私たち審判の役目は、選手を裁くのではなく、選手のプレーの意図を解釈し、競技規則に則って判断すること。

ファールなどのプレーの結果だけではなく、どういう意図を持ってプレーしたのか、何をしたかったのか、

選手と審判という立場を超えて、相手の気持ちを想像して解釈しないと、判断は出来ない。その為に、試合中

に選手とコミュニケーションを取ることは重要です。」とおしゃっていました。

そのような部分で、ラグビーの審判が試合中に選手と頻繁にコミュニケーションを取っている姿から、学ぶ部分は多いと感じました。

これって、日常生活にも当てはまりますよね。

なんでそう言ったのか、なんでそんな態度を取ったのか。

賛同することが難しくても、立場の違う人の気持ちを想像し、解釈することって、非常に面倒だけど、非常に重要なことだと思います。

 

スポーツの審判の姿を見て、学んだことの話でした。

【コラム】チーム医療における作業療法士・理学療法士の役割とは?

チーム医療における作業療法士・理学療法士の役割とは?
 
医療の現場で求められているチーム医療。
医者を中心にチームを構成されますが、作業療法士や理学療法士もチーム医療の一員です。
とはいえ、これから作業療法士や理学療法士を目指す方としては、そもそもチーム医療が何なのか、自分たちが将来どのような役割を担うことになるのかなど、疑問が多いのではないでしょうか。
 
そこで、今回はチーム医療の概要や必要性、作業療法士・理学療法士の役割などについて解説します。
 
 

「チーム医療」とは?いつから始まった?

 
「チーム医療」とは?いつから始まった?
 
チーム医療とは、「医療」に触れる全ての専門スタッフが、目的や情報を共有し合いながら、最適な医療を提供することです。
チーム医療の一員となる専門スタッフは、冒頭でも触れた通り、作業療法士や理学療法士もチーム医療のメンバーとして加わって、医者や看護師、助産師、保健師などのほか、放射線技師、管理栄養士や薬剤師、医療相談員なども該当し、患者さんのサポートを行っていきます。
そんなチーム医療がスタートしたのは、1970年代と言われています。
欧米にてチーム医療の概念が生まれ、その重要性から1990年に日本でも導入されました。
病気の早期発見や回復の促進、重症化の予防など、チーム医療にはさまざまなメリットがあり、現代でも重要視された医療の在り方と言えます。
 
 

「チーム医療」にリハビリ職はなぜ必要?

 
「チーム医療」にリハビリ職はなぜ必要?
 
チーム医療において必要とされているリハビリ職の作業療法士と理学療法士。
なぜ、それぞれが必要であると考えられているのでしょうか。
 

早期回復を促す

チーム医療にリハビリ職の作業療法士と理学療法士が必要であると言われる理由としては、まず患者さんの早期回復を促せることが挙げられます。
チーム医療では、多職種間で1人の患者さんについて共有します。
それぞれの立場から必要な情報や、専門知識の共有を行っていきながらリハビリを行うことで、患者さんのより早い回復が期待できます。
医療は「患者さんの回復」が最も重要なゴールであることから、チーム医療におけるリハビリ職は必要な存在であると言えるでしょう。
 
ちなみに、八千代リハビリテーション学院の理学療法士の2022年度の合格率は100%です。
人体の構造から、回復過程、疾病の成り立ちに至るまで幅広く学習できるとともに、試験対策も徹底しているため、高い合格率を誇っています。
理学療法士としての道を本気で目指したい方は、八千代リハビリテーション学院への入学をぜひ検討ください。
 

QOLの向上

チーム医療において、リハビリ職の作業療法士と理学療法士が必要な理由は、「患者さんのQOL向上を期待できるから」です。
心身の障害で社会生活に支障が生じていた患者さんにとって、以前のような生活が送れるようになることは、生活の質(=QOL/ Quality of Life)を高めることにつながります。
QOLを向上させることにより、心理面・身体面の健康を維持しやすくなるでしょう。
そのためにも、患者さんに寄り添い、QOLの向上に深く関わることができるリハビリ職の作業療法士と理学療法士は欠かせない存在なのです。
 

自立した生活が送れるようにする

心身に障害を抱えていて、1人でできることが限られてしまう患者さんをなるべく早期に自立した生活を送れるようにするためには、リハビリ職の作業療法士と理学療法士のサポートが欠かせません。
基本的な体の動作や生活上での動きなどの制限がなくなることで、患者さんは自立した生活に一歩近づきます。
福祉サービスを利用しなくても、自分の意思で日常生活を送れるようになることから、患者さんの自立を促す作業療法士と理学療法士の支援は必須と言っても過言ではありません。
作業療法士や理学療法士などのリハビリ職のサポートを通して、患者さんが自立するための力をつけられるようにすることこそ、チーム医療においてリハビリ職が求められている理由です。
 
 

「チーム医療」における作業療法士・理学療法士の役割

 
「チーム医療」における作業療法士・理学療法士の役割
 
チーム医療において、作業療法士や理学療法士は具体的にどのような役割があるのでしょうか。
現場によって具体的に求められる業務が異なる場合はあるものの、どのような現場でも一貫して求められているのが、「リハビリテーションのスペシャリストとしての支援」です。
患者さんをサポートする形で、社会復帰を目指していきます。
また、精神的なケアとしても、適切な関わりを持ちながら認知症の予防や、精神疾患を理解したうえでのコミュニケーションなどが求められるため、その責任ややりがいは大きなものであると言えます。
その他、物理療法や杖の使用方法、車イスの操作などのサポートを行います。
 
 

「チーム医療」の今後の展望は?

 
「チーム医療」の今後の展望は?
 
日本でもすでに30年近くの歴史があるチーム医療。時代に合わせて、チーム医療の在り方や求められることは変化しているものの、「患者さんに適切な医療を提供すること」といった目的に大きな違いはありません。
仮に、がん患者に対するチーム医療としては、患者さんの体の負担を考慮し、「無理のないように姿勢を変える」「腕や足の機能が衰えるのを防ぐ」などの面で作業療法士や理学療法士がサポートします。
また、多職種で連携をとっていくことが必須であることから、より一層信頼関係を構築することが重要でしょう。
それぞれが各専門のリーダーシップを発揮して、作業療法士・理学療法士としてチームに貢献していくことが理想です。
 
 

まとめ

 
まとめ
 
本ページでは、チーム医療における作業療法士や理学療法士の役割を中心に解説しました。
チーム医療では、それぞれが専門家として、自分の立場から患者さん目線のケアを徹底し、チーム内で共有・提案を行っていきます。
作業療法士・理学療法士を目指す方は、チーム医療での役割について理解を深めておくことも大切です。八千代リハビリテーション学院では、オープンキャンパスで作業療法士・理学療法士に求められる役割から実際の仕事内容を具体的に紹介し、体験できるメニューをご用意しています。ぜひ一度参加してください。

~後期開始!~

 

理学療法学専任科教員の宮野です。

 

8月28日、後期の授業が始まりました!

令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に移行し、それ以降学内でのマスク着用は任意となりました。

オンライン授業も減り、顔を合わせての授業が戻ってきています。

 

ブログ(宮野)

 

 

 

理学療法学科昼間コース1年生の対人関係演習Ⅱの授業風景です。

ブログ(宮野2)

 

 

後期初日からグループワーク・発表とみんな頑張っています。

1年生の前期は、初めて学ぶ分野の勉強に一生懸命取り組んで、仲間と助け合いながら定期試験を乗り切りました!

 

後期もまだまだ学ぶことはたくさんありますが、一人前の理学療法士になるために知識・技術を積み重ねて、実習、国家試験突破を目指して頑張りましょう!

 

【コラム】社会人から理学療法士になれる?

車椅子に乗った患者と会話をする看護師
 
現在社会人の方で、今後、理学療法士としての道を目指したいと考えている方はいらっしゃいませんか?
理学療法士というと、学生時代から目指す道といったイメージが強く、高校や大学の時点で理学療法士を目指さなければならないと考えられがちです。
 
本当に、社会人から理学療法士になることは難しいのでしょうか。
今回は、社会人から理学療法士になりたいと考えている方に向けて、夢を実現するにあたっての現状や資格取得、就職などについて詳しく解説します。
 
 

理学療法士は社会人からでも目指せる?

 
two colleagues of nursing home walking in hallway
 
結論から言いますと、理学療法士は社会人からでも目指すことができる職業です。
そのため、学生時代から理学療法士を目指していなかった方でも、活躍できるチャンスがあります。
 
国家試験に合格し、理学療法士の資格を取得できれば、それで理学療法士として活躍することが可能です。
つまり、年齢や経歴などは一切関係ありません。
 
しかし、国家試験の受験資格においては、指定の養成校で3年以上学び、課程を修了することが必須であるため、きちんと情報収集したうえで納得できる養成校に通うのが望ましいでしょう。
養成校によって違いはありますが、入学者のうち、社会人から理学療法士を目指している方の割合が4人に1人といったケースもあります。
社会人から目指す方の年齢層も幅広い傾向にあり、年齢を問わず学ぶことができる環境であると言えるでしょう。
 
 

理学療法士の資格取得や就職は難しい?

 
授業を受ける学生
 
理学療法士として活躍するためには、資格取得が必須です。
この資格取得について、難しいのでは?といった不安を感じている方も多いようです。
また、仮に資格が取得できても、就職することは難しいのではないか、といった不安を感じている方も少なくありません。
 
実際のところ、社会人から理学療法士を目指すにあたって、資格取得や就職面で難易度が高くなることはあるのかを考えてみましょう。
 

きちんと対策を行えば試験に合格できる

理学療法士を目指す際に気になる「資格取得の難しさ」ですが、きちんと対策を行えば年齢等に関わりなく国家試験に合格することは十分に可能です。
養成校によっては、理学療法士として必要な学習のほか、国家試験対策にも力を入れています。
試験に合格したいと考えているのであれば、国家試験対策が充実して、生徒の合格率の高い養成校を選ぶことをおすすめします。
 
ちなみに、八千代リハビリテーション学院の理学療法士の2022年度の合格率は100%です。
人体の構造から、回復過程、疾病の成り立ちに至るまで幅広く学習できるとともに、試験対策も徹底しているため、高い合格率を誇っています。
理学療法士としての道を本気で目指したい方は、八千代リハビリテーション学院への入学をぜひ検討ください。
 

資格の取得は就職に結びついている

社会人から理学療法士を目指したい方にとって、不安に感じるのは「理学療法士として就職することはできるのか?」ではないでしょうか。
理学療法士は、試験に合格し資格を取得することが、就職に結びついていると言っても過言ではありません。
資格を取得した時点で戦力の一員です。
 
理学療法士は今だけでなく今後ますます求められると見込まれる職業であるうえに、人手不足な業界であるため、就職で不利になることは少ないでしょう。
また、養成校によっては、試験対策だけではなく、就職支援を行っている場合もあります。
 
八千代リハビリテーション学院では、生徒に理学療法士としての学習を提供して終わりではなく、その後の人生サポートとして、就職サポートも行っています。
就職率は、17年連続で100%を誇り、卒業後の生徒たちは皆理学療法士として活き活きと働いています。
学ぶだけではなく、就職も視野に入れて対策したい方は、八千代リハビリテーション学院への入学をご検討ください。
 
 

理学療法士として活躍する先輩の声

 
八千代リハビリテーション学院には、千葉県内で唯一理学療法学科の夜間コースがあるため、社会人として働きながら理学療法士を目指す方が毎年入学しています。
 
社会人として働きながら学び、2018年度に卒業して理学療法士になった蛭間さんのインタビューを動画でぜひご覧ください。
 

 
 

学費はどれくらいかかる?

 
学習机 電卓 ノート
 
理学療法士を目指すためには、養成校への入学が必須なこともあり、学費がどれくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。
学費は養成校によって差異がありますが、相場は入学金がおよそ30万~40万円、授業料が前期・後期合わせて120万~150万円ほどであることが多いです。
 
高額な費用に感じるかもしれませんが、理学療法士を目指すための養成校の費用は、専門実践教育訓練給付金の対象であり、八千代リハビリテーション学院は理学療法学科昼間コースが対象講座に認定されています。
専門実践教育訓練給付金とは、キャリアアップを支援するための国の取り組みの一つであり、最大で学費の50%を支援してもらうことができます。
 
学費負担に不安がある方でも、専門実践教育訓練給付金を活用すれば、理学療法士を目指しやすくなるでしょう。
 
 

まとめ

 
介護・福祉
 
社会人から理学療法士を目指すことは決して難しいことではありません。
信頼できる養成校に入学し、きちんと対策を行うことで、資格取得及び就職が可能です。
 
また、学費においても、理学療法士を目指すための学費は、専門実践教育訓練給付金の対象であるため、金銭的な負担も比較的少なく済みます。
理学療法士として活躍したい方は、ぜひ八千代リハビリテーション学院への入学を検討してみてはいかがでしょうか。

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