湯島天神に参拝してきました
来る2月26日(日)に実施される第52回国家試験合格祈願のため
学問の神様である湯島天満宮(湯島天神)で
ご祈祷してきました!
1355年に菅原道真公を合祀し
学問の神社として林道春、新井白石に崇敬された歴史のある湯島天神
晴天と大安であったためか合格祈願の参拝者で賑わっていました!
『神頼み』の効果は
集まること、素直になること、気持ち新たになること…
いろんな要素が集結したものなのかもしれません
あと1ヶ月
笑顔を忘れず、風邪をひかず、がんばりましょう!
学院の様子
この時期の学院の様子をお伝えします。
理学療法学科・作業療法学科の昼間コース3年生、および理学療法学科夜間コース4年生は国家試験対策中です。
こちらは作業療法学科↓↓↓。教室は織物手工芸絵画室です。
教室の壁に国試対策ポスターがたくさん貼ってありますね。
ポスターを描いたり、問題を解いたり、教え合ったり、八千代リハビリテーション学院の国家試験対策は一人ひとりの勉強スタイルに合わせて対応しています。
↓↓↓こちらは理学療法学科ですね。場所は講堂です。
みんな眼差しが真剣ですね。
よく見ると、カメラに気付いてポーズをとっている学生もいますが(笑)。
見ての通り、1人で勉強している学生はいません。必ずグループを形成して学生同士で助け合うシステムで勉強しています。
他の教室も見てみましょう。
↓↓↓こちらは2階の普通教室です。作業療法学科の1年生ですね。国家試験対策をしている学生以外は、学内の定期試験対策です。
授業が終了している期間ですが、みんなで学校に集まって勉強しています。
先輩に負けないくらい集中しています。頼もしいですね~。
↓↓↓こちらはパソコン室です。
夜間コースのごく一部の学生の間で、パソコン室での自習が流行っているそうです。
写真は夜間コースの学生ですが、明るいうちから勉強に来ている人もいます。
仕事との両立、お疲れ様です。
さて次は学生サロン。ここは学生に自由に使ってもらえるスペースです。
この時期は勉強している学生が多いですね。教員が学生サロンを訪れて、勉強の質問を受けている風景もよく見られます。
次は図書室↓↓↓。
みんな静かに勉強していたので、カメラを向けたらすぐに感づかれました(笑)。
↓↓↓こちらは装具加工室。特別教室ですが自主学習用に教室を開放しています。
勉強の熱気が伝わりますね~。
さて、昼食の時間になりました。みんなお昼はどう過ごしてるんですかね~?
↑↑↑学生サロンです。楽しそうです。勉強しているとお腹が空きますからね。
↑↑↑こちらの学生は昼食を摂りながら勉強していますねぇ。
↑↑↑ここは講堂です。ビニールシートを敷いて食べています。
本来は床を汚さない為のシートですが、ピクニック感が出てます(笑)。良い気分転換になっているみたいです。
定期試験や国家試験の勉強をしている学生は、大変な中にも「みんなで楽しんでいる」という雰囲気があります。
この雰囲気を直接感じてみたい方は、オープンキャンパスにご参加ください!
社会人の方、夜間コース希望の方にもお勧めの
「社会人オープンキャンパス週間」1月、2月に開催!(詳しくは下記をクリック!)
「夜のオープンキャンパス」次回開催は2月22日(水)18:30~
「春のオープンキャンパス」3月25日(土)13:30~
があります!
申込は★こちら★をクリック。
是非、お待ちしています!
RedBull来校!
ヤチリハに RedBull が来ました
『がんばっている人にあげたい』
ということで、国家試験対策中のヤチリハに来てくれたみたいです♪
学生、教員、事務職員、みんなにエナジードリンクを配ってくれました。
Red Bull Gives You Wings
レッドブル 翼を さずける
というキャッチコピーのRed Bull ENERGY DRINK
国家試験対策中の3年生は
特に元気をもらったように見えました
この調子で午後もがんばりましょう!
装具学(作業療法学科2年生)
今回は作業療法学科の装具学の授業の紹介です。
作業療法士は、上肢(手のことです)の外傷やその後の二次障害である筋や神経の障害に対してスプリント(副子:添え木のような意味)と呼ばれる治療用の補助具を作成することがあります。
骨折した時にギプスで患部を固定しますよね?あんな感じで障害のある部分を固定して安静にしたり、変形するのを防いだりするのですが、スプリントはギプスと違い、軽くて装着感がよく、日常生活に支障がないように動かせる部分を作ったり、目的に合わせて細かい調整をしたりと自由度が高い治療用の材料なんです。
毎年寒くなるこの時期にスプリント作成の実習を行います。
理由は・・材料となる「低温熱可塑性素材」をお湯で軟化させるため、沸かしたお湯でほどよく教室が暖かくなるからです(笑)
さて、授業の様子ですが、学生同士でお互いの手を紙にあてて型紙を作って・・・(一応細かいルールがありますよ!)
型紙をハサミで切って、プラズチックの板のような材料を切り・・・
お湯に入れて柔らかくしてから、あら熱を取って手に当てます・・・
目的通りの形になるようにちょっと抑えたり固定したり・・・・
目的に合わせて何種類か作成していますよ。
材料が硬くなり、目的の形になったら仕上げをします。
出来上がったら、30分間装着して不具合がないかを確認中。その間に指用の小さなスプリントを作成中。
上手にできましたか?
将来、患者様にしっかり応用できますように~!
高次脳機能障害の作業療法学
みなさん、こんにちは!!作業療法学科 教員Tと申します。
今日は作業療法学科2年生後期に行われる『高次脳機能障害の作業療法学』の授業をご紹介します。
突然ですが、みなさん!!脳はどんな役割を担っているかご存知ですか???
「運動を司っているところ!!」
「その通り!!」
脳は運動を司っています。脳の運動野(うんどうや)というところから運動命令が下され、神経を介して私たちの筋肉を動かし運動が起こります。
しかし!!脳は運動を司るだけではありません。
例えば、左脳の前頭葉では『言葉を話す』、左脳の側頭葉では『言葉を聞いて意味を理解する』、後頭葉では『見たものを認識する』
その他にも『記憶する』、『記憶を呼び起こす』、『集中して物事に取り組む』、『過去の記憶を参考にして物事を判断する』、『問題を解決する』などなど……脳は局在によって役割分担され、様々な働きをしています。これら脳の働きの総称を『高次脳機能』といいます。
私たちは目や耳などから色々な刺激を受け、脳にその情報を送っています。そして脳はそれらの刺激を知覚・認知して学習します。
例えば、みなさんがオギャーと産まれたての頃、救急車の音を聞いても何の音か理解していませんでしたよね。成長していく過程で『ピーポーピーポー』と音を聞いて、「これは救急車の音だよ!!」と教わり、「救急車が通るために道を空けないといけない!!」と認知・学習してきましたよね!!この認知・学習こそが『高次脳機能』です。
また、脳は私たちの言動に「ちょっとマッタ!!」とブレーキをかけてくれるところでもあります。みなさんが頭の中で考えたことをそのまま言動におこしたら、大変なことになりますよね…。
例えば、通学途中の駅で綺麗なお姉さんを見かけたとしましょう。通学方向とは反対のホームへ向かうお姉さんに「わぁ~素敵な人だな~~」とお姉さんに声を掛け、ついていってしまうことはそうないと思います。綺麗なお姉さんについていきたい衝動に「ちょっとマッタ!!今は学校に向かっている途中だぞ!!」と脳は衝動にストップ!!ブレーキをかけてくれています。
脳って凄い!!
交通事故や脳卒中など外傷や病気で脳が損傷されると『高次脳機能』に障害が生じます。
すると場に見合った言動が取れなくなるなど、社会生活に支障がでます。
『高次脳機能障害の作業療法学』では、高次脳機能障害の検査方法やリハビリテーションの方法などを学びます。
では、ここで検査の一つを試してみましょう!!
まず、白紙2枚と鉛筆を用意してください。
手順を説明しますね。
1.下の見本図をよく見ながら、1枚の紙に見本図を描き写してください。
見落としなく、描き写せましたか?
線の数、位置などをしっかりチェックしてくださいね!
2.次は2枚目の白紙を用意してください。
今度は見本図を見ずに先程描いた図を思い出しながら、再現して描いてみましょう。
描き終えたら、見本図と見比べ答え合わせをしましょう。
どうでしたか??
結構、難しかったのではないでしょうか??
これは『Reyの複雑図形課題』という記憶力を診る検査です。
1.の方法では、目で見たことを正確に捉えられるか(認知できるか)を検査しています。
この方法では特に後頭葉が働きます。
2.の方法は、目で見たことをどのぐらい記憶し再現できるかを検査しています。
この方法では特に側頭葉や前頭葉が働きます。
同じ図を使っても方法が変わると、働く脳の場所も異なります。
『高次脳機能障害の作業療法学』では、学生同士でこのような検査を実際に行い、演習しながら学びを深めます。
実は先日、『高次脳機能障害の作業療法学』の授業最終日でした。
作業療法学科2年生のみなさん、この検査、定期試験にでるかも~~!!!!
高次脳機能のお話、いかがでしたか?
高次脳機能は奥が深い、ここではお話ししきれません……(笑)。
皆さんが入学されましたら、一緒に高次脳機能について楽しく勉強していきましょう!!
皆さんの入学をお待ちしております!!!
成人式
今週末は成人式がありますね
毎年この時期は
街を歩いていて振り袖姿を見かけ
『あぁ、成人式の時期か』
と後から気づくという感じでした
『成人式どうする?』
と言った学生同士の会話を12月中旬から耳にしている今年は
例年より感慨があります
親御さんであればなおさら、お子さんの成人を祝う気持ちは特別なものなんだと思います
成人の定義・意義は
時代や本人・親御さんなどの立場や
それぞれの経験や価値観によって変わると思います
当学院の学生は、定期テストを控え
『それどころじゃないけど、成人式!』
といった感じでしょうか?
それもまた、学生らしい成人式の思い出になると思います
私自身、成人式を迎えた時はまだまだ、大人とは程遠かったです
『大人になった』
そう感じたのは作業療法士として働き
患者様のことで悩み、先輩方に相談し
上手くいって喜んで
また次の悩みに直面し…
それを繰り返しているうちに
『大人になったかもしれない』
と気づきました
私の場合は
『責任感を持つ=大人』
という感じだったと思い返します
教員として
学生のみなさんが作業療法士・理学療法士として働き
『大人になったな』
と感じられる日が来るように
日々、応援していきたいと思います
奥田裕先生の活動報告 vol.2
八千代リハビリテーション学院の皆さん、入学を希望している皆さん、こんにちは。明けましておめでとうございます。
チリで青年海外協力隊ボランティアとして活動している、現在休職中教員の奥田です。
1回目は、青年海外協力隊の紹介をさせていただきましたが、今回は派遣前の訓練について紹介します。
青年海外協力隊の長期ボランティアは、2年間(人によって1年9ヶ月)海外で活動をします。ここで問題になるのが言葉です。青年海外協力隊の場合、各国への派遣前に70日間の訓練を実施します。主な目的は語学学習ですが、派遣に向けての様々な訓練が実施されます。青年海外協力隊の訓練所は、長野県駒ヶ根市にある駒ヶ根訓練所か福島県二本松市にある二本松訓練所のどちらかになりますが、私は駒ヶ根訓練所で訓練を受けました。
この道を上って行くと訓練所があります。毎日、この道を走ります。
訓練所です。右は中庭です。
訓練所には個室が準備され、3食付きとなっています。
個室です。
こちらは食堂です。右は食事場面です。この日は班で一緒に食事をしました。
主なスケジュールですが、6時半に人員確認、国旗掲揚、連絡事項、ラジオ体操、ランニングが行われ、朝食後8時45分〜11時45分まで課業、昼食をとり13時〜17時まで課業、17時45分〜夕食、22時半まで語学自習など、22時半人員確認、23時消灯となります。
語学学習に関しては、試験合格後に約半年間(試験時期により変わります)オンライン学習を実施します。入所後間もなく語学試験が行われ、その結果をもとにクラス編成が行われ、1人の先生につき5,6人のクラスで語学授業が実施されます。途中に1度中間試験があり、終了前に最終試験があります。
語学教室です。訓練所が改装工事中だったので語学教室はプレハブでした。
語学クラス。この日は先生がケーキをプレゼントしてくれました。
週に2回、3クラス合同でアブラール(スピーキング)します。
午前中は語学の授業で午後の後半はその他の講座を受講することが多いです。その他の講座は、オリエンテーション、コミュニケーション技法、調査手法、健康管理、安全管理、JICAボランティア基礎講座、社会的多様性活用力など、様々です。2日間の野外訓練もあり、厳しい環境の中での適応力や行動力を養うことを目的とした訓練も準備されています。
私は特に各種ゲームや、坐禅の講座などが印象に残り、楽しく受講させていただきました。
ある日の談話室です。自分達はよくここの談話室に集まっていました。写真は慣性の法則を説明する為のアクティビティです。なかなか難しい。自分も中学生の時にこんな授業を受けたかったなぁ~、と思った瞬間でした。
この写真は理学療法士・作業療法士です!
その他、入所時と終了前の2回、体力テストが実施されます。この項目の一つに「シャトルラン」という項目があり、30代後半組は未経験のためやり方がわからずジェネレーションギャップを感じました。
訓練中、生活班というあいうえお順で10分割された班で人員確認をしたり、週1回の班会議、班ゼミ等を行うのですが、70日間、生活を共にしているので信頼関係が築かれます。派遣後も生活班の仲間同士でインターネットを介して連絡を取り合い、悩みを相談したり励ましあったりしています。
右の写真は所外活動の休憩中です。この日は、手でひたすら唐辛子を植える作業をしました。所外活動は、なるべく自分の専門とは異なる作業を選択するため、自分は農作業になりました。他には、老人保健施設や幼稚園などもあります。
これは文化祭です。色々な特技を持っている人達が特技を披露します。最後にみんなで歌を歌ったのですが、ここでも「旅立ちの歌」が分からずジェネレーションギャップを感じました。
訓練中、講座などでは何度も「公人」という単語が出てきます。JICAボランティアは、個人として派遣されるのではなく、日本を代表して派遣されるという意識を持って、行動しなければならいけないということです。
そういう意味でも、訓練中要所要所で厳しい規則が定められています。まず、時間管理です。朝の集合時間や帰寮時間の厳守に関しては厳しく指導されます。名札着用も同様です。学院の皆さんは学院でも厳しく指導されているとは思いますが、協力隊の訓練も同様です。また、酒類は持ち込み禁止となっています。入所案内には退所処分の対象になると記載されています。
月曜〜金曜の平日は外出可能時間が19時までですが、土曜日曜は22時までになっています。この時間に帰寮していないとかなり厳しく指導されます。また普段外出できない分、土曜日の夜は生活班、職種、配属先の国毎、語学班、様々な懇親会が実施されます。そのため訓練所近くの飲食店は訓練生の貸し切り状態になります。
この写真は、班の懇親会だったのですが、他の班も重なって、大宴会状態になりました。
外泊は土曜日の課業終了後から日曜日の22時まで、申請により認められます。この外泊を利用して、班で訓練所近くのキャンプ場のペンションを借りて泊まったりもしました。
訓練前は、70日間刑務所にでも入るかのような気持ちだったのですが、今思えば普通に働いていたら絶対に知り合うことができないような素晴らしい仲間との出会いがあり、とても楽しい経験でした。
キャンプの時の写真です。
こちらは終了式前です。班で記念撮影をしました。
私の場合、大学を卒業してからしばらく経過しているので、久しぶりの学生生活を送ることができたようにも思います。
派遣後も、それぞれがFacebookなどで近況報告をするので、アフリカ、大洋州など様々な国について知ることができ、励まされます。帰国後も是非この交友関係を続けていきたいと思っています。
ちなみに、私には無関係でしたが、駒ヶ根には「駒ヶ根マジック」、二本松には「二本松イリュージョン」という言葉があり、やはり限られた環境で男女が集まれば、そういう関係になる人も多いようです。実際に駒ヶ根でも何組かのマジックが起こってましたね。
最終学年、既卒で国家試験勉強を頑張っている人達は、いよいよラストスパートというところになってきましたね。今年はゆっくりとお正月を過ごせなかったと思いますが、今が頑張り時です。後悔の無いように過ごしてください!
年始のごあいさつ
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
【保護者の皆様】
毎日のお子様のサポートありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
寒い日が続きますが
ご家族のみなさんも
どうかご自愛ください。
試験勉強が始まりますが
これまで通りのサポートをよろしくお願いいたします。
【学生のみなさん】
旧年中の勉学、お疲れ様でした。
年末年始リフレッシュできましたか?
お正月は
日々の忙しい学校生活の中で忘れがちな
家族への感謝の気持ちを思い出すいい機会だと思います。
『一年の計は元旦にあり』 ということわざがあります。
意味:一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきである。
物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切である。
定期テスト、国家試験が待ち受けています。
気持ち新たに、計画を立て
それぞれの課題を乗り越えて下さい。
【高校生のみなさん】
オープンキャンパスや進路説明会など
参加して下さりありがとうございます。
八千代リハビリテーション学院ではブログを始め
Facebook、Twitter、Instagramで学校生活の様子を紹介しています。
ぜひご覧になって下さい。
それでは皆様、よいお正月をお過ごしください。