最終学年(理学療法学科昼間コース3年生、夜間コース4年生、作業療法学科昼間コース3年生)の取り組み
最終学年が今年度に取り組む内容として、臨床実習、就職活動、国家試験対策という大きく3つがあります。臨床実習とは、病院などの施設で患者様に協力していただく中でリハビリテーションの実際の場面を経験することです。このことは学内では学ぶことのできない貴重な体験になります。
最終学年は先々週に4週間の臨床実習を終え、来週から始まる次のステップとなる8週間の実習に備えるため、に実習の合間のこの2週間で様々な取り組みをしてきました。
今回はその学生の取り組みを簡単に紹介します。
① 4週間の臨床実習の振り返り
実習を通して学んだことをまとめて、グループ内で発表を行いました。
その中で、色々な質問をしたり、意見交換をすることができました。
② 8週間の臨床実習に向けての準備
4週間の臨床実習を通して自身の不足していたことや気付いたことを整理して、次の実習が有意義なものになるようグループワークにて勉強しています。
教員と一緒に準備をしています。
真剣な僕たちを見て!
仲良く楽しく勉強していま~~す。
③グループ病院・施設の就職説明会
17施設の参加を得て施設紹介と個別説明会を開催しました。
④就職活動に向けての施設見学
この時期より就職に対しての意識を持つため、積極的に施設見学を行っています。
これから病院見学に行ってきます。
病院見学に行ってきました。とても参考になりました。
2週間という短い期間ですが、学生が一丸となって一生懸命取り組んでいます。
来週から8週間の実習頑張ります!!
人命救助で感謝状!!
作業療法学科 3期生 市野昌平さんが、人命救助で感謝状が贈呈されました。
知識があってもなかなか行動できないことです。
ぜひ皆さんも、記事を読んでみてください。
↓↓↓
https://saitamaseishinot.wordpress.com/2018/05/05/bls0505/
基礎教養 ~授業風景~
本学院では1年生の前期に「基礎教養」という授業があります。授業名だけでは何を学ぶのかはっきりしませんが、この授業は文章を理解できること、そして文章が書けることを目標としています。そのような素養は小学校から高校まで「国語」という授業の中で培われているはずなのですが、これには3つの理由があります。
まず、理学(作業)療法を学ぶためには医学書を教科書として用いて授業を行います。教科書の文章は専門用語が多くかつ長文です。この難解な文章を理解することが授業を理解出来るか否かのカギとなります。専門用語の意味を理解できることも大切ですが、一文の主語・述語の関係、修飾語・被修飾語の関係を理解することも大切です。専門用語の理解は他の専門科目の授業に譲るとして、この授業では文章の構成を理解することで専門科目の授業の理解を促します。また専門書を効率よく読むテクニックも教えます。
二つ目の理由は理学(作業)療法士の仕事として書くことが必要だからです。日々の診療の記録(カルテ)を書くことが必要ですが、これ以外にも、担当患者を他のスタッフにお願いする時に申し送り書、多職種と連携を図るための情報提供書等、文章を書いて相手に伝えたり情報を共有したりする機会がどんどん増えてきております。文章が稚拙だと相手に理解してもらえないばかりか、医療事故に繋がりかねません。
三つ目の理由は自らの人生の良きチャンスを得るためです。授業では履歴書、作文、小論文や手紙(ビジネス文書)の書き方を教えます。就職活動では(世間一般の倍率に比べると些少ではありますが)「良い求人」には競争倍率が発生します。倍率がある求人の場合には面接以外に作文・小論文を採用試験に加える場合が大半です。他者と比べられるわけですから他人より良い履歴書、作文(小論文)を書いてアピールする必要があります。履歴書に手紙を添えるか否かによっても印象が変わります。他者との違いをアピールすることで第1希望の就職先から内定をもらえることも授業の狙いにしています。また手紙は相手の心を動かすことができる最高のビジネスツールです。手紙の良し悪しは自分の将来を大きく変えることになるかもしれません。
本校の国家試験合格率と就職率が高いのは、このように1年生から地道に取り組んでいるからなのです。
写真は「恩師への近況報告」をテーマに手紙を書く演習風景
購入したてのiPadとWi-Fi環境を活用して自分に合った「時候の挨拶」を探します。
1学年・2学年交流BBQ大会!!
1学年・2学年交流BBQ大会が行われ
270名の学生が参加しました!
火がなかなかつかないトラブルがあったものの…
無事、交流会スタート!
天候にも恵まれ、バーベキュー日和\(^o^)/
皆さんすぐにうちとけ良い笑顔。
これをきっかけにさらに交流を深めていってください。