国家試験終了
全国の理学療法士・作業療法士の国家試験を受験したみなさま
本当にお疲れ様でした!
ヤチリハ作業業法学科の国家試験直前の週末
昼の時間に決起大会を行い
合格率100%のご利益のあるお守りを
前担任から今年度の担任へ引き継ぎを行いました
夕方は学生さんからの要望で
作業療法学科専任教員の集合写真を撮りました
バランス良く写真を撮りたかったのでしょうか
『もう少し右を向いて下さい』
という声掛けに対して
文字通り右を向く私達
『なんか躍動感がある感じでお願いします』
という学生さんの無茶振りに答え
ドタ
バタ
なにやらガチャガチャした集合写真になってしまいましたが
結果的に和やかな雰囲気になったので良かったです(笑)
ちなみに
国家試験の会場はこんな感じです
一気に緊張感が増しますね
なにはともあれ
理学療法学科、作業療法学科、共に
国家試験で本来の力を出し切れたようです♪
【患者様への愛】【医学的知識は財産】~1年実習振り返りセミナ~
実習から帰ってきた1年生が
振り返りセミナーを実施しました!
グループワークで
『理学療法士・作業療法士になるために必要なもの、求められる資質』
というテーマに関して
KJ法という、意見を出し、まとめる手法を用いて話し合い
理学療法学科、作業療法学科、一緒に発表を行いました。
まず、意見を紙に書き出し
同じものを小グループとしてまとめ
類似したものを中グループにまとめ、模造紙に配置して
絵を書き足して
発表原稿を書いて
消して
より良いものにして
発表時間の5分を測りながら
プレゼン練習をして
発表本番へ!
発表の後は質疑応答もします
1年生のみんなは実感していないかもしれませんが
実習前とは少し違う
成長した姿が見られ
とても頼もしい気持ちになりました
最後に両学科から一つずつ力作を紹介します♪
理学療法学科1組1班の発表
『患者様への愛』
が重要だという発表でした。
本当にその通りだと思います。
報告、連絡、相談を意味する『ほうれんそう』
イラストに値段まで添えられてますね!
中央の『患者様への愛』には値段がついていませんが
『プライスレス』『お金では換算できない』
ものだなぁーと改めて感じます
見ただけで伝わるような
インパクトの大きいプレゼン用紙に仕上がっています♡
作業療法学科 春のパン祭り2017ver.班 の発表
グループ名も趣向を凝らしてますね(笑)
中央にお金が来ている現実的な発表
いいなと思ったポイントは
お金の袋のイラストの中に
『医学的知識』が入っていることです
みなさんは
【知識=財産】と考えたこと、ありますか?
ヤチリハに入学すると
知識は財産だと感じる1年を過ごせる と先輩が示してくれています。
大切なことに気付いてくれて
教員として、とても嬉しいです♪
1年生の実習
ヤチリハ1年生はこの時期、実習があります
計4日間の実習の中で
介護福祉の仕事を体験したり
理学療法士・作業療法士の仕事を間近で見学させていただきます
私達教員も、実習先にあいさつに行きます
当学院の協力グループ施設の一つ
ラ・ナシカさくら に学生さんの様子を見に行きました
ホテルのフロント…
ではなく【介護付き有料老人ホーム ラ・ナシカさくら】さんです!
利用者さんの過ごすフロアもとてもキレイで落ち着いた雰囲気でした!
お昼時に訪問しましたが、作業療法学科の学生は
『少しずつ緊張がほぐれてきました』
と言っていました
施設長様からも
『利用者さんと一緒にカラオケをしてくれた学生さんもいました』
『利用者さんも楽しんでいるので助かっています』
とありがたい言葉を頂きました
貴重な実習の機会です
多くのことを経験し、学んできてくれるといいなと思います♪
学会長賞受賞
第35回関東甲信越ブロック理学療法士学会で、当学院の佐藤先生が学会長賞を受賞しました。
タイトルは
『家族介護力別にみた回復期脳卒中患者の自宅退院を予測する入院時ADL自立度-日本リハビリテーション・データベースを用いた分析-』 です。
近年、高齢化が進み、老老介護や独居の高齢者の増加が社会問題になっています。
この研究は、自宅退院の可否は
患者さんの身体能力だけではなく、家族介護者の人数を考慮することで
より精度の高い目標設定ができるというものです。
近年の社会情勢を踏まえた、世の中に必要とされる研究結果だと思います。
さてさて
みなさんはこの研究で何名の患者さんのデータを検討したと思いますか?
10名?
100名?…
答えは
4949名の中から条件を満たした1574名です!!
この膨大なデータを難しい統計処理、分析によって
家族介護者の人数が多い方が
入院時の運動能力が低くても
自宅退院しやすい ということが分かった
という趣旨の発表になります。
1574名分のデータ、すごい数ですよね!
なぜこんなにたくさんのデータを使う必要があるのでしょうか?
データが多いとはどういうことでしょうか?
『日本人の中で血液型がAB型の人は何%いるのか』
を調べるとしたら、何人に血液型を聞いたらいいでしょうか?
答えは…
日本人全員です(笑)
『無理でしょ』
って思いましたか?
そうです、無理です。
なので
試しに教職員33名に血液型を聞いてみました。
なんと『ヤチリハ教職員の中にはAB型が5名』います。
割合にすると15%です!
これは多いでしょうか?少ないでしょうか?
日本人全体の中のAB型の割合を求めるのに、役に立つ結果でしょうか?
もちろん役に立ちません(笑)
ちなみに
『日本人の中にはAB型が約9%』という結果が出ています。
『千葉県民の中にはAB型が8.1%』という結果が出ています。
千葉県民全員調べると、日本人全体の割合に近くなりますね。
なぜ
『ヤチリハ職員はAB型が15%』
という、大きくかけ離れた結果になったのでしょうか?
答えはデータが少ないからです。
33名からしか聞いていないからです。
なぜ
『千葉県民は8.1%』
と日本人全体の9%に近い結果が出たのでしょうか?
答えは、データが多いからです。
約270万人のデータからとった結果です。
より万人に当てはまる研究結果を出すためには
『できるだけ多くのデータを検討する』
ことが必須になります!
検討されたデータの量が多いというのは
信頼性が高い、良い研究の証拠になるんですね♪
1574名のデータを解析した佐藤先生、本当にすごいと思います。
学会長賞受賞、本当におめでとうございます!
生活行為向上マネジメント(MTDLP)研修会
平成29年2月5日(日)に生活行為向上マネジメント(MTDLP)の研修会を八千代リハビリテーション学院で行いました。
『人は作業をすることで元気になれる』
という作業療法の考え方のもとに
対象者のマネジメントを行うのが
『生活行為向上マネジメント』 です。
多数の施設で働いている作業療法士全50名が集まりました。
生活行為向上マネジメントの概論の講義の後
グループでの事例検討を行いました。
積極的な意見交換が見られ、良い勉強会となりました!