活躍する卒業生
SUCCESSFUL GRADUATES
精神科の作業療法士として活躍
周囲の支えが
「誰かに寄り添えるような
人になりたい」
という想いに。
精神疾患のある患者さんを対象に、手工芸・スポーツといった作業・活動を通し、社会生活に必要な機能向上の支援を行っています。私は自己解決できない心の悩みを、周囲の方々が支えて下さった経緯から、同じような経験をした方に寄り添える人になりたいと、心に携わる仕事を目指しました。その想いと、物作りが好きで治療ツールもそういったものを用いるという2つが相まって、精神科の作業療法士を選択しました。
気持ちに向き合うこと。
それが作業療法士の仕事です。
精神科の患者さんは、感情表現が不得手の方が多いのですが、リハビリテーションを通して「こんなことをしたい」「こんな風になりたい」という言葉を聞いた時、ちゃんと感情を聞くことができた!と、作業療法士という仕事のやりがいを感じます。ただ、支える職種は作業療法士だけではありません。その一部として私たちがいるということを思いながら、作業療法士の専門性を活かし、障がいのある方が特別扱いされない社会を目指し、院内や地域で、実施している作業療法の取り組みを発信していきたいです。
スポーツトレーナーとして活躍
大学に通いながら学べる
夜間コースのあるヤチリハへ。
高校卒業後はスポーツ分野の大学に進学しましたが、入学前に出会った医師の方の「選手のけがを治すだけでなく、障がいの予防もしていきたい」という言葉が心に残っており、希望の職場で働くために必要となった理学療法士の資格取得を決意。大学でのトレーナーの勉強も継続したかったため、八千代リハビリテーション学院の夜間コースを選択しました。現在は理学療法士として成長期のジュニアアスリートのリハビリテーション、またトレーナーとして日本スケート連盟や日本自転車競技連盟からのご依頼で、日本代表選手団に帯同する仕事をしています。
選手生命を支えるパートナー
としての喜び。
長期間に渡ってチームをサポートするので、自分が携わった選手が良い結果を出せた時に喜びを共有できることに、トレーナーとしてのやりがいを感じています。世界を舞台にたたかう選手たちをサポートできることは非常に刺激的で、日々のモチベーションにもつながっています。理学療法を学んだおかげで、けがの対処だけでなく根本的な原因究明もできることがトレーナーとして大きな利点です。理学療法士の知識を活かして、選手たちの目標達成を支え続けたいと思います。