八千代リハビリテーション学院

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ヤチリハのブログ

レクリエーションの授業

作業療法学科2年生のホームルームの時間を使い、全4回の課程でレクリエーションの授業を行いました。

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第1回:レクリエーションの総論と体験

第2回:レクリエーションの展開と実際

第3回:レクリエーションの企画及び計画書作成

第4回:各グループにおける発表(10分程度)+α

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1回目は、総論として、レクリエーションとは何か、分類、目的などの説明及び教員による実演で、学生は参加者となって体験してもらいました^^

2回目は、学生が主体となってグループでレクリエーションの企画、計画書作成をしました。

3回目は、計画書作成の続きと、レクリエーション運営の練習を行いました。

4回目は、グループ毎に企画したレクを実演してもらい、+αで教員の三線とキーボードに合わせ、コーラス活動として携帯会社のCMでおなじみの「海の声」を皆で合唱しました。みんな楽しそうに参加して全課程の修了です。

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この機会を通して、レクリエーションの大切さや明確な目的をもって実行する必要性が学べていたらうれしい限りです。

 

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合同就職説明会

10/22に合同就職説明会がありました。

合同就職説明会は年二回開催されます。

 

今回は124施設のスタッフが本学院に来校し、学生に対して施設の特徴などの説明をして下さいました。採用担当者の方々と一緒に本学院の卒業生も来ており、現場で働いている先輩から在校生が話を聞くといった様子も珍しくありません。

 

学生は1日かけ8施設の説明を聞くことができます。

 

 

 

【名刺交換】

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【説明を受ける様子】

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【学生待機中も国家試験勉強?】

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【終了時の挨拶】

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八千代リハビリテーション学院では学生の就職活動も支援しています。

開校以来、就職率100%を継続しています。

 

 

みなさんが来春、理学療法士・作業療法士として新たな一歩を踏み出せるよう応援しています。

第43回 国際福祉機器展

10月12~14日の3日間、東京都の有明にある「東京ビッグサイト」で、「第43回 国際福祉機器展」がありました。

この機器展は、国内外527社が出展している日本最大の福祉用具の展示会です。この展示会に向けて、各社が新商品を開発するため、最新の福祉用具を見て、触れて、体験することができます。

 

八千代リハビリテーション学院では、毎年「生活環境学」という授業の一環として、1日間の見学を行っています。

今年は、10月14日(金)。理学療法学科昼間コースの2年生78名、夜間コース3年生36名、作業療法学科昼間コース2年生36名の学生が見学に行きました。

 

会場内はとても広く、食べやすいスプーン・お皿、やわらかい食事などの小さなものから、車いす、歩行器、部屋の扉、障がい者用の車まで様々なものが展示され、1日では回り切れないほどの数でした。

 

【左手用の箸】

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【左手片手で使用できる爪切り】

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【車いす】

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お昼には「楽しいから、解散後も見たい!」と言っていた学生も、夕方にはクタクタになってしまい、お昼の意気込みは実行されなかったようです。

 

今回の見学により、福祉用具にはどのようなものがあるかを知るだけでなく、実際に体験することで、これらを利用される方の気持ちを少しでも感じることのできる理学療法士・作業療法士になってほしいと思います。

 

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八千代市身体障害者スポーツ大会

八千代市身体障害者スポーツ大会

 

毎年1年生がボランティアとして参加しています

今年も多くの学生が参加しました!

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「すごく楽しかったです」

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「介護担当、緊張したけどたくさんお話できて嬉しかったです」

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とにかくみんな楽しんでいました!

 

 

【八千代げんき体操】

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【やる気隊によるソーラン節(キレのある学生と、懸命におどる『やっち』←八千代市のゆるキャラ)】

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【村上中学校吹奏楽部の演奏】

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【お利口な盲導犬】

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【パン食い競争】

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引率として参加した私も、学生たちが障がいを持った方に優しく接する姿や、主催者スタッフと積極的にコミュニケーションをとりテキパキ動くのを見て、とても頼もしい気持ちになりました

 

 

片付けまでしっかりとしてくれました

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参加者のお一人が

『初めて来たけど、歩くのもゆっくりだし、競技に出るのは自信がない』

とおっしゃっていました

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その方を学生が競技に誘いましたが、足が痛いと断られました

 

 

白組の逆転がかかった最後の競技

他のスタッフの勧めで紅白バトンリレーに参加してらっしゃいました

 

【紅白バトンリレー】

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参加者は大きく円を描くように並び

風船のついたバトンを

隣の人に順番に渡して回していき

円の反対側のゴールで、先に風船を割った方が勝ちです

 

老若男女

立てる方も車いすの方も参加できる競技です

 

 

足が痛い中で参加し、無事勝つことができ、笑ってらっしゃいました

関わった学生に伝えると、喜んで走っていき

『出れてよかったですね…』

と談笑していました

 

参加者さんも学生も、とてもステキな経験になったと思います

 

 

 

八千代市身体障害者福祉会の担当者さんからも

『来年もみなさんにお会いしたいですが、新しい1年生が来るそうなので残念な気持ちもあります。そのくらい、みなさんよく動いてくれたので助かりました。ありがとうございました。』

というお言葉を頂きました

 

 

来年以降も、ステキな経験ができるボランティアに多くの学生が参加してくれるといいなと思っています

 

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理学療法の評価・検査・測定について

理学療法学科の教員の佐藤です。1年生の担任をしています。

授業では主に理学療法の評価・検査・測定について担当していますので、一部紹介しようと思います。

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その前に、理学療法士についての情報に触れてみます。理学療法士の大多数が所属している日本理学療法士協会によると、理学療法士の人数は近年大幅に増えてきています(図1)。それだけ、理学療法士の知名度が上がっていて、また活動の場が広がっているのだと思います。

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その傾向に伴って、30歳代までの若い理学療法士が多くなっています(図2)。このような環境の中で、患者さんを担当し、患者さんが求める目標に向けてリハビリテーションを行っていくようになります。

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他の先生の記事でも紹介されていましたが、リハビリテーションを進めていくにあたりコミュニケーション能力などと共に技術が必要になります。この技術は経験を積んでいくことで身につけていくことができます。私を含め、これからもっと経験を積んでいく理学療法士が多い中で、どのように患者さんのためになれる理学療法士になっていけるかが重要であると思います。

学生の皆さんにも技術などをどんどん身につけてもらいたいと思いますが、まず初めに身につけていく必要があるのは、患者さんの状態をしっかり理解するということです。極端な例を挙げると、風邪の症状がある人に湿布を渡しても、あまり効果が無さそうですよね。それだけ、状態の理解は重要です。

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そこで本筋に戻りますが、患者さんの状態を理解するために様々な理学療法の評価・検査・測定を行います。まず一つが技術を伴う理学療法評価です。1年生のうちに、骨や筋肉がどこにあるのか、どのように付いているのか、どんな働きをするのかを、実際に触りながら確認をしていきます。

様々な知識をもとに、皮膚があって直接は目に見えない骨や筋肉を手の感覚を頼りに評価していきます。難しいので、たくさんの練習が必要です。

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もう一つが、評価方法が明確に決まっている理学療法評価です。相手のバランスを評価したり、歩きの速度を測ったりします。このような評価は色々と研究されており、どのような人が計測を行ったとしても、同じような結果が出るように作られています。つまり、担当した患者さんに適切な評価を選択できれば、経験が十分でない人であっても、ベテランの人と同じように患者さんの状態を把握することができます。2年生を対象にこのような授業を行っています。

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授業を通して、理学療法の評価、検査、測定がしっかりと行え、相手の状態が把握できるようになってもらえると嬉しいです。

 

追記

関東のグループ病院を含め、このような理学療法評価をもとに研究活動を行っております。以前、10病院のスタッフの皆様にご協力いただいた研究が無事論文掲載されました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

Physical Therapy Research (2016 vol.19 No.1 in press)

「Cognitive and physical functions related to the level of supervision and dependence in the toileting of stroke patients」

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