10月12~14日の3日間、東京都の有明にある「東京ビッグサイト」で、「第43回 国際福祉機器展」がありました。
この機器展は、国内外527社が出展している日本最大の福祉用具の展示会です。この展示会に向けて、各社が新商品を開発するため、最新の福祉用具を見て、触れて、体験することができます。
八千代リハビリテーション学院では、毎年「生活環境学」という授業の一環として、1日間の見学を行っています。
今年は、10月14日(金)。理学療法学科昼間コースの2年生78名、夜間コース3年生36名、作業療法学科昼間コース2年生36名の学生が見学に行きました。
会場内はとても広く、食べやすいスプーン・お皿、やわらかい食事などの小さなものから、車いす、歩行器、部屋の扉、障がい者用の車まで様々なものが展示され、1日では回り切れないほどの数でした。
【左手用の箸】
【左手片手で使用できる爪切り】
【車いす】
お昼には「楽しいから、解散後も見たい!」と言っていた学生も、夕方にはクタクタになってしまい、お昼の意気込みは実行されなかったようです。
今回の見学により、福祉用具にはどのようなものがあるかを知るだけでなく、実際に体験することで、これらを利用される方の気持ちを少しでも感じることのできる理学療法士・作業療法士になってほしいと思います。