物理療法ってなぁ~に?
みなさん、こんにちは。これまでも、ちょこちょこブログに登場している『R.K』です。
周りからは、『声は良いですよねぇ~』とよく言われます。
わたしは、理学療法学科の教員で、今年度は『整形外科学』や『物理療法学』、『骨関節障害の理学療法
学』という科目を担当しています。
ここでは、『物理療法』について少しお話ししたいと思います。
そもそも、物理療法とは『もともと身体に備わっている自然治癒力を活性化させる目的で使用される治
療手段で、熱・水・光・電気などといった物理的エネルギーを使用する治療法』です。そして、物理療法学とは『物理療法を学ぶ学問』ということになります。
少し難しく感じるかもしれませんが、実はすごく身近に存在するもので、その代表的な物理療法として『温泉』があります。
『温泉』に入ることで、身体の循環(血流)や新陳代謝が促進されます。そして、結果として筋肉等の組織の柔軟性が改善されます(もちろん、これだけではありません)。また、各地の『温泉』特有の効能により、身体的・精神的効果をさらに得ることができます。
物理療法の歴史は、『温泉』1つにしても非常に古く、根源は紀元前数千年にさかのぼると言われています。現在は、物理療法機器の発展が著しく様々な物理療法が開発され、多くの臨床現場で活用されています。
また、最近のトピックスとしては、『運動療法との併用』であり、物理的エネルギーを身体に加え、細胞・組織レベルを活性化させた状態で運動療法を実施した方がより効果的ではないかと言われています。
しかし、あらゆる可能性を秘めているにも関わらず、臨床効果を十分に検証できていない現状があります。
理学療法は『運動療法』と『物理療法』の2本柱です。つまり、理学療法士は『物理療法の専門家』でもあります。
学生達には、将来、患者様に理学療法を提供する際に、『とりあえず物理療法』ではなく、『物理療法』も理学療法の1つの選択肢として、しっかりと考えられるよう支援していければと考えています。
夜間の様子
学院の夜間の様子をお伝えしたいと思います。
八千代リハビリテーション学院には夜間コースがありますので、21:30まで開館しています。
(夜間コースについては★こちら★、社会人の方は★こちら★。ご一読ください)
↑↑↑夜の時間帯は、もちろん夜間コースの授業を行っていますが、その他の教室では昼間コースの学生が各々の勉強をしています。
↓↓↓こちらは図書室。理学療法学科昼間コース2年生が勉強しています。
机の上が大変なことになっていますが(笑)。
↓↓↓こちらは3階の普通教室。
何やら熱く語っている学生がいます。理学療法学科の1年生です。
他の学生に教えてくれています、感心感心。
↓↓↓こちらはグループ勉強していますね。
一緒に勉強できる仲間がいるのは心強いですね~。
そしてこちら↓↓↓は理学療法学科、夜間コース2年生の授業です。
熱心に受講しています。
八千代リハビリテーション学院の様子を実際にご覧になりたい方はオープンキャンパスにお越しください!
オープンキャンパス情報、お申し込みは★こちら★。
カンボジア研修の説明会
当学院では1年次の3月にカンボジア研修があります。
「アンコール小児病院」と
「ハンディキャップセンター」を視察します。
日本とは気候風土も文化、習慣も異なる地域の病院を視察し、海外医療・福祉の実情を学び、国際感覚を身につけてもらうための研修です。
昨年度参加した教員によるプレゼンテーション
いくつもの遺跡の写真と
笑顔と
様々なエピソードを交えての説明会でした。
聞いている学生も笑顔です。
説明会後
『カンボジアに行くのが楽しみになりました』
という学生の声が増えました。
今年度も有意義な研修になりそうだなぁと感じました。