みなさんこんにちは。理学療法学科教員Yです。
今日は、後期に行った理学療法学科昼間コース2年生の装具学の授業風景を紹介したいと思います。
「装具」とは、法律(障害者総合支援法)においては「補装具」に分類されます。「補装具」とは、「障がい者等の身体機能を補完し、又は代替し、かつ、長期間にわたり継続して使用されるもの」となります。
簡潔にいうと、手足が不自由な方が、再び手足を動かしやすくなったり、歩きやすくなるために使用する道具が「装具」ということになります。
臨床では、「どのような装具が適応になるかの検討」「装具の使用方法の指導」などは、理学・作業療法士を中心として医療スタッフが担当します。
そのためにも、特に理学・作業療法士は、「装具」に関する正しい知識と技術を持ち合わせる必要があります。
装具学の授業では、正しい知識・技術を伝えることはもちろん、なるべく実物の「装具」を提示し、手に取り触れる経験を通して想像力を高めてもらうことも目的としています。
将来、彼らが患者様の役に立てる理学療法士になることを期待しています。