就職活動最前線2023夏
理学療法学科教員のHです。私が担当している理学療法学科の卒業学年もいよいよ就職活動の最盛期に入って参りました。卒業学年の学校行事は非常に多忙で、4月上旬から通常授業と病院実習に向けた準備が行われ、4月中旬から10月下旬までの期間は8週間を2回の臨床実習、残りの期間は国家試験対策と充実した学びの期間となっています。あっという間に秋を迎えてしまう状況に卒業学年の学生も緊張感を持って取り組んでいます。
今回のテーマの就職活動ですが、就職先は実習地であるグループ病院とそれ以外の病院や施設を希望する学生の大きく2つに分かれます。ここ数年、就職活動期間が早まっている傾向があり、グループ病院の就職試験も先日無事に実施されました。それ以外の病院や施設への就職を希望する学生の活動も活発になっています。具体的な就職活動は、近年のインターネット環境の充実もあり、非常に便利になっています。学院内の就職に関する掲示板の求人情報も簡素化されると共に、iPadを使用してQRコードから学院の就職情報一覧を閲覧するなど便利になっています。
教員も応援すべく、病院や施設を選ぶアドバイスを行なうと共に、履歴書の添削や面接練習を行なっています。特に面接は、短い時間で人物や意欲などを面接官に伝えないといけない重要なものです。緊張して本来の実力が発揮できないことがないよう、お互いが納得するまで何度も練習しています。
本校は開校以来、就職率100%ですが、上記の様な学生と教員の二人三脚の取り組みの積み重ねがあってのことだと感じています。卒業学年の学生が希望する場所に就職できるよう、これからも応援していきたいと思います。
夜の学内ボランティア
こんにちは。理学療法学科教員の加藤です。
去る10月の終わり、理学療法学科の夜間コース1年生が、学院内ボランティア活動を行いました。ボランティアといっても授業の一貫で、純粋なボランティアとは言い難いかもしれません。それでも、学生達は10のグループに分かれて、各班でどういうボランティア活動をするかを自ら企画し、必要物品をリストアップし、準備をして活動当日に臨んでくれました。
各班が企画したボランティアの内容は、やはり時節柄か、学院内のいろいろな設備をアルコールで消毒するという企画が多かったです。机や椅子、階段手すり、さらには透明アクリル板を消毒するといった内容が企画されました。
他には、手洗いシンクの清掃、骨標本の清掃と整備、車椅子のタイヤ空気入れ、更には手洗い励行とゴミ分別のポスター作製という企画もありました。
さて、企画どおりにできたでしょうか。
企画の内容を見ていると、おそらくは学生達なりに普段学院内で過ごしながら、「ここが汚いな」とか「もっとここが快適になったらいいな」とか、いろいろ感じていたんでしょうね。毎日長い時間過ごしている職員よりも、夜間帯という限られた時間だけ学院で過ごしている夜間学生のほうが、設備の汚れや不備などに気づいていたのかもしれません。
透明アクリル板も意外と汚れてたんですね。きれいになりました!
その三角コーナー、見て見ぬふりしちゃうんですよね。ありがとう。
床の雑巾がけまで。偉い!
ポスター、意外と時間かかる。
階段手すりも消毒。
吊るし骨さんもきっと喜んでますよ。
手首も修理してと。
壁も確かに汚い。
広い講堂の机もすべて拭きました。
いい光景だ。
レンジ、ぴかぴかじゃないですか。
みんな、ほんとうにありがとう。
今回の活動の前に、クラスにアンケートをいくつかとりました。一つ目の質問内容は、「今までにボランティア活動をした経験がありますか」という内容。
回答結果は、
「したことがある」23名
「したことがない」17名
でした。ボランティア経験者は、割合的に6割くらい。
ところがその次に別の質問をしました。内容は「あなたがやらなくてもいいのにわざわざあなたが行った誰かのためになる行動は過去にありますか」という質問でした。これに対する回答は、
「したことがある」40名
全員でした。つまり、全員が何がしかの、ささやかではあるけれど、誰かのためになる「真の意味でのボランティア」を行っていたのです。
「ボランティア」という言葉になると、どうしても献身的なイメージや、清廉な心というイメージがあって、構えてしまう部分があるのではないでしょうか。あるいは、ともすれば偽善的というイメージもつきまとって、「ボランティアやるぞ」という雰囲気にはなりにくいのかも。でも実は、ささやかなボランティアは、みんな今までどこかでさりげなくやっていたのです。
またいつか、どこかの誰かのために、あなたがやらなくてもいいのに、わざわざあなたが行動してくれれば、それでいいと思います。
ありがとう。
奨学金について
これから受験を考えている皆様に、八千代リハビリテーション学院の奨学金制度について、ご紹介致します。当学院では、独立行政法人日本学生支援機構の奨学金制度を利用しており、現在の奨学生は約270名です。ここでは奨学金の申込方法、奨学金種類についてお話ししたいと思います。
まず、奨学金の申し込み方法ですが、高校生の方は、在学中の高等学校にて、申し込む事が出来ます。申込方法や申込時期につきましては、高等学校にご確認下さい。高等学校にてお申し込み頂き、入学後手続きをした場合、早ければ4月下旬から振り込みが始まります。次に、社会人の方は、進学後に大学等で申し込む事が出来ます。八千代リハビリテーション学院では、例年4月中旬頃に申し込みを受け付け、奨学生として採用になった場合、初回振り込みは6月頃となります。いずれも、奨学金の振り込み開始は、入学後(4月以降)となりますので、ご注意下さい。
次に、奨学金の種類には二つあり、給付奨学金と貸与奨学金に分けられます。給付奨学金は、高等教育修学支援新制度による支援のひとつとして大学等の授業料等減免とあわせて、世帯の所得金額に基づき判定された支援区分に応じて支給される金額が定められます。採用後は、家計基準の見直し、学業成績等の判定が行われ、支援区分が変更になった場合、支給額等が変わる場合があります。もう一つの貸与奨学金には、第一種奨学金と第二種奨学金があり、貸与終了後、返還しなければなりません。それぞれ、借りられる金額が決まっており、採用後は毎月振り込まれます。年度途中での貸与終了(辞退)も出来ますので、状況に応じて選択してはいかがでしょうか。どちらもお申し込みには、学業成績等の基準、家計基準に係る基準がありますので、日本学生支援機構ホームページにてご確認下さい。
いずれの場合も、入学後の手続きについては、入学式後にご説明致しますが、検討中の方は、日本学生支援機構のホームページ内でシミュレーションが出来ますので、参考にして頂き、オープンキャンパス等に来て頂いた際には、ご相談下さい。
独立行政法人日本学生支援機構 https://www.jasso.go.jp/shogakukin/index.html
八千代リハビリテーション学院 http://www.yachiyo-reha.jp
「雑感」ヤチリハの樹木
こんにちは、古参の理学療法学科教員のSです。
本学院も今春に18期生を迎えて、開校18年目に入りました。そんな長く支えてきている学院の建物ですが、「年数の割にはきれいですね」とよく言われます。今回のブログはエクステリアのこと、とくに樹木の話をしたいと思います。
私自身樹木が大好きで、大きな木をみつけると吸い寄せられるように近づいて、手を当てて木からパワーをもらうことをよくやっています。しかし、樹木に詳しいわけではありません。巨木であればいいのです。高校訪問をする際、ついチェックしてしまうことは大きな木があるかどうかです。見つけるとこれは学校のシンボルツリーだなと近づいて眺めています。
八千リハには当然巨木はありません。ありませんが、学院の季節の樹木を紹介します。
まず、四月の新入生を迎えるのは桜です。桜は日本中至る所に咲きますが、学院も開学時に桜の木を植えました。当然最初のころは木が小さく、咲いているのも気づかないくらいでした。今は住宅になりましたが、以前は学院の道向は企業のグランドで、周囲に立派な桜の木ありました。桜が咲くと校舎から眺めて桜の下で一杯やりたいと思ったものです。
(道向にあった桜)
そして、今は学院の桜の木も大きくなり、満開になると立ち止まって眺めるほどです。まだ、花見酒はしておりませんが。
(学院の桜)
五月になると、藤の花です。ここは学院ができる前はテニスコートで、その時の藤棚を残しています。これくらい立派な藤棚はなかなかありません。私は密かにシンボルツリーだと思っています。手入れがなかなか大変で、手入れ次第で咲き方違ってきます。この写真の年は綺麗に咲き誇っておりました。
この藤棚は真夏の木陰として、とても魅力的で、私の田舎は暑いところなので昼間は昼寝をする習慣がありました。夏の暑い日(まさしく今ですが)に茣蓙を敷いて昼をしたいと毎年思っているのですが、さすがに実現しておりません。
秋はやはり紅葉です。実は学院にも立派とは言えませんが、きれいな紅葉(もみじ)の木があります。この紅葉は年によって色づきが違っていて、3年前の台風での塩害があったときは、ほとんど色づかず枯れたようになってしまいました。紅葉は気温、日照時間、適度な湿度の3条件があるといわれていますが、さて今年はどうでしょうか。
学院の狭い敷地にも意外にもいい樹木があると思っていただけたでしょうか。
私は学校の歴史は樹木の歴史に重なるではないかと思っています。八千リハの歴史はまだ浅く、敷地内樹木も小ぶりで雰囲気はまだ若い学校です。しかし、今まで、八千リハからPT学科から1,398名、OT学科から568名が巣立っていきました。千葉県理学療法士会の会員は5126名、千葉県作業療法士会の会員は1,354名です。卒業の大半は千葉県内に就職しているので、会員に占める割合は高くなっていくでしょう。これからも長く千葉県の医療・福祉に貢献したいものです。そして、八千リハの歴史と伝統を樹木からも感じられるようになればと思っています。
この学院の桜が何年後(何十年後?)には・・・
国家試験に向けてラストスパート!
国家試験に向けてラストスパート!
2月21日(日)の国家試験本番に向けて教員の個別指導が実施されています!
毎日遅くまで勉強お疲れ様。
受験まであと少し!
みんな頑張れ!!
八千代リハビリテーション学院、教職員一同
休み時間の過ごし方
1月も後半になり、最終学年は国家試験対策で少し疲れがみられます。そんな中、学生達の行動で2分されるのが昼休憩時間です。あるグループは午後の勉強に備えて昼寝をしているが、別のグループは共同で携帯ゲームを楽しんでいる。個人的には「ゲームしていて休めるのかな?」という思いがある一方、良く考えてみると1年生も2年生も対戦型ゲームを楽しんでいる。なんで同じように戦い合いゲームをしているのか」という疑問から真面目に調べてみた。
まず良く見かけるゲームとしては「FPS」というゲームを見かける。FPSゲームとは主人公視点で進む3Dガンシューティングゲーム. FPS(First Person Shooter)の事で主に人や架空の生物が対象で、複数人で対戦も可能である。そのゲーム中によく聞かれる言葉は「死んだ」「死にそう」などの少し乱暴とも思える会話で楽しんでいる。
次になぜFPSゲームが人気なのかを調べてみるとに「アクション」と友達において関係性が高いという論文があった。それは動機が「友人を誘ったり誘われたりしてゲームで遊ぶことがあるから」など友達との交流に関わる因子である。この調査において「アクション」は友達との交流が強い動機になる事が分かった。つぎに「なぜ対戦的なゲームを好むのか」については「人に認められたい」という気持ちから好まれるという点において関係性が高いとされていた。
最後に「リラックス効果」や「気晴らし」とは逆に関係性がマイナスになっており、対戦型ゲームではストレスや疲労につながる可能性が高いと証明されている。以上の事より個人的な見解として対戦ゲームは友人関係を構築し人に認められたいという欲求を満たすことから好まれている。しかし気晴らしやリラックス効果はないという事が分かった。
どおりで最近私は疲れているのかな。
感染予防対策
作業療法学科は実習が終わり、国家試験対策に入りました。
グループワークで取り組むため、感染予防としてビニールシートを取り付けました!
手洗い・マスク・物品消毒。感染予防を行っていきます。
皆で楽しく作業活動!!
楽しく、あっという間に作り終えました。
これから国家試験に向かって皆で協力して頑張っていきます。
八千代リハ 国家試験対策 作業療法学科名物
季節の変わり目
肌寒くなってきましたが
いかがお過ごしでしょうか。
作業療法学科教員の勝木です。
さて、10月から2月21日の国家試験に向けて
国家試験対策がスタートしました。
今回は作業療法学科の国家試験対策の一部を
紹介します。
国家試験は「個人戦」ではなく「団体戦」です。
ひとりひとりが「必ず合格」することを目指し、
クラス全体が「必ず合格」することを実現します。
その方法の一つが「グループ学習」です。
国家試験対策の「王道」のひとつです。
グループでは過去の国家試験問題を解いて
問題を解くために必要な知識を整理して
一枚のポスターにわかりやすくまとて
「覚えるもの」をしっかりと覚えていきます。
ポスターは
ただ教科書を写すだけでなく、
わかりやすく、つたわりやすく、まとめていきます。
そして、まとめたものは壁に貼っていきます。
なので、個性がでて斬新なものやカラフルでわかりやすいものなど
思わず笑顔になるようなものもたくさんあります。
一週間ごとに張り替えるのですが
1日目
2日目
3日目
たくさん!!
調べる・まとめる・ポスターにするっていう「作業」
と
グループメンバーにポスターの内容を説明するっていう「表出(アウトプット)」
と
グループ内で「記憶」できているか確認し合い
時間と作業の共有を繰り返しながら
知識を蓄積させていきます。
まずは年内で基礎固めです。
合格への道に近道はないですが、
日々の取り組みで確実に前進できています。
きついこと苦しいこともあるかもしれませんが、
教員も一緒に100%合格を目指します。
私は100%合格を疑いません。
いまから合格発表が楽しみです。
作業療法学科 合格率100%です。
ご期待ください。
最後まで
読んでくださり
ありがとうございました。
夜間コースについて②
こんにちは。
今日は、理学療法学科の夜間クラスについてご紹介します。
当校は千葉県で唯一の夜間クラスがある専門学校ですが。
さて皆さん、
夜間クラスの学生はどのくらいの年齢層が多いと思いますか?
私は当校に赴任するまでは、社会人経験者が大多数だと思っていました。
でも実際は高校新卒生が半数を占めているんですよ!
もちろん製造業や金融業、サービス業、農業、公的機関など、
様々な業種から理学療法士を目指して入学される
20代から50代の社会人の方も沢山います。
夜間クラスの魅力は、そんな年齢も背景も多種多様な人達が
「理学療法士になる」という同じ目標を持つことで出会い、
お互いに切磋琢磨しながら頑張っているところだと思います。
もちろん、大変なことも沢山あります。
昼間は病院や飲食店などで働き、
平日は毎日18時から21時過ぎまで学校で勉強をする、
これを4年間継続するのは身体的にも精神的にも本当に大変です。
仕事がハードだった日は教室の机に着いたとたん、
急激に眠気が…なんてこともありますよね。
それでも襲ってくる眠気と闘いながら、
一生懸命授業を聴講している学生の姿に、
頑張れ~!といつもエールを送っています。
先日、ロシアの世界名門バレエ学校
ワガノワバレエアカデミーを取材したドキュメンタリーで、
校長のニコライ氏が
厳しい国家試験に挑む若きダンサー達に言っていました。
「バレエの世界には才能や奇跡なんてない。成功するにはただ努力あるのみだ!」と。
運動学を学んだ目で見ると、
プリンシパルの身体はまるで奇跡のようです。
しかしその奇跡の身体を創りあげるためにできることは、
やはり日々の努力しかないんですね。
世界の名門でも市井の人でもやるべきことは同じようです。
コツコツと日々の努力を積み重ねる。
その気持ちを忘れず一緒に頑張りましょう。
八千代リハビリテーション学院理学療法学科夜間コースは、
千葉県で唯一、夜間に学べる理学療法学科です。
⇒⇒⇒詳細はこちら
卒業学年の就職活動も真っ盛り
こんにちは。理学療法学科卒業学年担任のHです。すっかり梅雨も明けて酷暑が連日続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?来年3月に卒業を迎える卒業学年は、現在の酷暑にも負けない気持ちで就職活動に取り組んでいます。7月下旬に第1回目の就職説明会が本学院で開催され、関東近県から150ヵ所を超える病院や施設にご参加頂き、就職に向けた活発な質問や説明が行われました。この機会をきっかけに学生の姿勢も大きく変わり、学内にある就職に関する掲示板や情報端末の活用をはじめ、実際に病院や施設に見学に行くなど、前向きな取り組みがみられています。
学内の廊下にある就職に関する掲示板も
求人情報が多く貼り出されるようになってきました。
図書室にある就職情報に関する情報端末(パソコン)で
さらに詳しい情報検索をすることができます。
特に今年は新型コロナウィルスの感染拡大による影響もあり、今後も不透明な状態が続くことが予測されるため、就職活動も早いうちに取り組む傾向にあります。本学院は開校以来、100%の就職率を誇っています。卒業学年の学生が4月から良いスタートが切れるよう、学院の教職員が一丸となって応援していきます。
がんばれ卒業学年のみんな!