八千代リハビリテーション学院

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ヤチリハのブログ

夜の学内ボランティア

こんにちは。理学療法学科教員の加藤です。

去る10月の終わり、理学療法学科の夜間コース1年生が、学院内ボランティア活動を行いました。ボランティアといっても授業の一貫で、純粋なボランティアとは言い難いかもしれません。それでも、学生達は10のグループに分かれて、各班でどういうボランティア活動をするかを自ら企画し、必要物品をリストアップし、準備をして活動当日に臨んでくれました。
各班が企画したボランティアの内容は、やはり時節柄か、学院内のいろいろな設備をアルコールで消毒するという企画が多かったです。机や椅子、階段手すり、さらには透明アクリル板を消毒するといった内容が企画されました。
他には、手洗いシンクの清掃、骨標本の清掃と整備、車椅子のタイヤ空気入れ、更には手洗い励行とゴミ分別のポスター作製という企画もありました。
さて、企画どおりにできたでしょうか。
企画の内容を見ていると、おそらくは学生達なりに普段学院内で過ごしながら、「ここが汚いな」とか「もっとここが快適になったらいいな」とか、いろいろ感じていたんでしょうね。毎日長い時間過ごしている職員よりも、夜間帯という限られた時間だけ学院で過ごしている夜間学生のほうが、設備の汚れや不備などに気づいていたのかもしれません。
透明アクリル板も意外と汚れてたんですね。きれいになりました!

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その三角コーナー、見て見ぬふりしちゃうんですよね。ありがとう。

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床の雑巾がけまで。偉い!

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ポスター、意外と時間かかる。

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階段手すりも消毒。

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吊るし骨さんもきっと喜んでますよ。

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手首も修理してと。

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壁も確かに汚い。

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広い講堂の机もすべて拭きました。

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いい光景だ。

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レンジ、ぴかぴかじゃないですか。

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みんな、ほんとうにありがとう。
今回の活動の前に、クラスにアンケートをいくつかとりました。一つ目の質問内容は、「今までにボランティア活動をした経験がありますか」という内容。

回答結果は、
「したことがある」23名
「したことがない」17名
でした。ボランティア経験者は、割合的に6割くらい。
ところがその次に別の質問をしました。内容は「あなたがやらなくてもいいのにわざわざあなたが行った誰かのためになる行動は過去にありますか」という質問でした。これに対する回答は、
「したことがある」40名
全員でした。つまり、全員が何がしかの、ささやかではあるけれど、誰かのためになる「真の意味でのボランティア」を行っていたのです。
「ボランティア」という言葉になると、どうしても献身的なイメージや、清廉な心というイメージがあって、構えてしまう部分があるのではないでしょうか。あるいは、ともすれば偽善的というイメージもつきまとって、「ボランティアやるぞ」という雰囲気にはなりにくいのかも。でも実は、ささやかなボランティアは、みんな今までどこかでさりげなくやっていたのです。
またいつか、どこかの誰かのために、あなたがやらなくてもいいのに、わざわざあなたが行動してくれれば、それでいいと思います。
ありがとう。

 

 

 

 

 


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