理学療法学科 教員紹介

こんにちは。

私は理学療法学科の教員で、夜間コース4年生の担任をしています。

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学生とパチリ。つい、ピースしちゃいました(笑)

宮崎県の養成校を卒業し、グループ病院でもある小文字病院(現在は新小文字病院)に就職しました。その後、整形外科のクリニックに勤務し、縁あって八千代リハビリテーション学院に勤務することになりました。3年ほど姉妹校である小倉リハビリテーション学院に異動しましたが、再度八千代リハビリテーション学院に戻ってきました。

私が理学療法士を志したきっかけは、高校のコーチの言葉です。ある日部活の終わりに、「将来はどう考えているんだ?医療関係や福祉関係の仕事が合っていると思うよ」と言ってくれました。私が高校生の頃は、今みたいにインターネットもない時代でしたので、帰りに本屋でどのような仕事があるのか調べてみました。そこで「理学療法士」という仕事を知りました。

元々、試合中に選手がケガをした時に、選手に駆けつけてテーピングしたりするトレーナーのような仕事がしたいな…と漠然と思っていたのですが、どうすればなれるか分かりませんでした。そんな時に「理学療法士」という仕事があることを知り、「これだ!」と理学療法士になることを決めました。

理学療法士を目指すきっかけを作ってくれたコーチに感謝!ですね。

現在、私は理学療法士として18年目になりますが、悩みが1つ・・・

未だに訛りがとれません!

いや、自分では訛ってないつもりです・・・

それも個性かな、と考えるようにしています。

だって、自分では分からないですもん。

あ、話を戻しますね。

今、整形外科疾患や脊髄損傷などについての授業を受け持っています。

これらの分野は、正直、学生の頃は苦手でした。

学生の時、臨床実習で整形外科疾患・脊髄損傷の患者さんを担当しましたが、分からないことだらけでした。

実習指導者の方に、「苦手だろ」とズバッと言い当てられました。

就職してしばらくして、「科別担当制」となりましたが、その時思いました。

ずっと苦手なままでいいのだろうか・・・

「これじゃダメだ!」と思い、整形・脊髄疾患のチームを希望しました。

そこで楽しさ・奥深さを感じているうちに、いつの間にか好きな分野になっていました。

ハマってしまいました。

もし臨床実習で整形外科疾患・脊髄損傷の患者さんを担当していなかったら、もし苦手意識を持っていなかったら、もし臨床実習指導者の方に指摘していただけていなかったら・・・今の私はないかもしれませんね。

関わらせていただいた患者さんや、実習指導者の方に感謝の気持ちでいっぱいです。

「ご縁は大切に」と言いますが、まさにその通りですね。

これまで沢山の方と出会い、多くの事を学ばせていただきました。

そのことが、今の私にとって大きな財産なのだと感じています。

在校生や卒業生には、「ご縁は大切に」ということを、ずっと忘れずにいて欲しいと思います。