授業紹介「理学療法評価法演習」
こんにちは。
理学療法学科の授業紹介をさせて頂きます。
八千代リハビリテーション学院の授業は大きく分けると「座学」と「実技」に分かれますが、この「評価法演習」を含む評価学は「実技」の中心を成す科目です。
そもそも「評価」とはリハビリテーションにおけるプロセスの重要な一部分です。
リハビリを開始したらまず「評価」を行います。
例えば、腰が痛い患者さんに対して、
「いつから痛いのか?」
「どんな痛みなのか?」
「どうすると痛いのか?」
「どのくらい腰周りの関節を動かせるのか?」
「日常生活や仕事の動作に影響は無いか?」
などを確認しなければなりません。この確認作業(検査や測定)と、作業後のリハビリ方針を決める行程を「評価」と呼んでいます。そしてこの「評価」はリハビリの対象となる全ての方に行います。ですから、評価学はとても大切なんです。
「理学療法評価法演習」は検査・測定の実技を中心に練習する授業ですが、練習だけではありません。
患者さんに検査・測定の目的を伝えるというコミュニケーション手段、患者さんの身体に触れる為の接遇の獲得も必要です。
授業では、コミュニケーションや接遇の重要性を繰り返し説明し、実技練習の中に組み込んで学生自身が体で覚えられるように工夫しています。
技術的にはもちろん、社会人・医療人としても成長してもらえると嬉しいです。