八千代リハビリテーション学院

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ヤチリハのブログ

授業紹介

蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

杖1

 

今回は、私が担当する「日常生活活動学」の授業の一場面を紹介します。この授業は、朝起きてから夜寝るまでに行われる様々な日常生活について知ると共に、寝起きから歩くまでの具体的な動きのしくみを体験し考えていく授業です。今回は、歩く際に理学療法の治療で多く用いられる杖の使い方の授業を紹介していきます。杖はケガや骨折、麻痺などで歩きが不安定になった際に安全に歩くために使用する道具です。

杖の高さ合わせ1杖の高さ合わせ2

上の図の通り、1本の棒を使用するだけですから一見簡単そうに見えますが、意外とそうではありません。高さが合っていないと体を支えることができませんし、低すぎると体が片側に傾き過ぎてバランスを崩して転んでしまうこともあります。杖は便利な反面、使い方を間違えれば危険な道具になります。 

杖の高さ合わせには、足の付け根の骨や手首の骨の出っ張りなど、1年生で習った体の構造に関する知識の応用が必要になります。学生も最初は、高さ合わせに苦戦していましたが、確認をしながら無事に高さを合わせることができました。

杖の高さ合わせ3

  足の付け根の骨の出っ張りに合わせて、高さ合わせをしています。

立つと骨の出っ張りを探すことは結構難しいため、学生も試行錯誤しています。

杖歩行1

  試行錯誤の結果、高さがぴったり合わせることができました。やったね!

授業の最後には、上の写真の通り、正しい杖の使い方で上手に歩くことができるようになりました。ちなみに歩き方は6通りあり、バランス感覚や筋力などの有無によって歩き方も異なります。杖で歩くことは、意外と奥が深いです。

この授業が終わる頃には、学生は様々な日常生活の動作指導や介助方法を実践することができるようになります。理学療法士になるという目標に向け、また一歩大きな経験となる出来事だったと思います。がんばれ!みんな!