八千代リハビリテーション学院

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ヤチリハのブログ

『わすれものが多いうちの子』

理学療法学科の加藤です。うちには9歳になる二卵性の双子の男の子がいます。ふたりは二卵性なので、顔も性格も違います。

20分だけ早く生まれた長男はどちらかと言うとわたしに似て、20分だけ遅く生まれた次男はあまりわたしには似ていないです。

ふたりは今、小学3年生。わんぱく盛りというやつで、サッカー部に入ってます。

 

ふたりともよく学校の忘れ物をするのですが、特に次男のほうは多いみたいで、しょっちゅう奥さんに怒られています。担任の先生から連絡帳に親宛てに、「忘れ物をさせないように家庭でも気を付けてください」なんて書かれたりします。だから、ほぼ毎日のように声をかけて気を付けているのですが、それでも忘れ物をよくしています。

ある日は書道セット、

またある日は赤白帽子、

こんどは算数ノート、

次はリコーダー、

音読カードはしょっちゅう、

挙げ始めたらきりがない。時には筆箱を忘れたりもしてます。

だから、怒りっぽい妻の叫びがやむことがありません。親の側にも問題はあるのかもしれません。毎日毎日、小言とか説教をしていると、子どもらは何を言われても耳を傾けないようになってしまっているのかもしれません。

 

さて、そのわすれものをよくする20分だけ遅く生まれた次男坊の方が、ずいぶん前から、時々ですけど股関節の痛みを訴えることがあって、一度気になって整形外科を受診したりしたこともあるのですが、レントゲンを撮ってもらっても特に何かあるわけでもなく、またその後、痛みの訴えもしばらくなかったりして、それほど深刻には考えていなかったのですが、今からちょうど一年前のある時、彼が履いているサッカーのシューズの裏を何気なく見てみると、あることに気づきました。

 

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さて、みなさん、写真を見てわかるでしょうか。左の靴(写真では右側)のかかとが右よりもすり減っているのです。

なぜ左の踵が右よりもすり減っているのか。

そういった原因を考えたり、調べたりするのも、理学療法士のしごとなのです。そこで、さっそく自宅で理学療法的な評価をやってみました。うちの子のからだはどうなっているのか。なぜ、左の靴のかかとがすり減るのか。

まずは、あおむけで寝てもらいました。すると、

 

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わかりますか。いや、これだけではわからないですよね。だから、足もとをアップにしてみましょう。左右のうちくるぶしの位置を比べてみてください。

 

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左右のうちくるぶしの位置が違いますよね。あとは、左右のかかとの位置を見ても違いますよね。

おそらく、右脚と左脚の長さが違うのです。左脚のほうが長く見えますよね。

確認のために別の検査もしてみましょう。あおむけのまま、両方の膝を立てます。そして、足先の横から両方の膝の高さを比べてみます。

 

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膝のところをアップにしてみます。

 

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わかりますか。やっぱり左の膝が高い位置にある。ということは、左脚のほうが右よりも長いということになりますね。

どうやら、生まれつき次男坊のほうは、左脚が右よりも長いみたいです。だから、歩くときに長いほうの左側の靴底をよく擦るので、左のかかとがよりすり減りやすいのではないかと思いました。

他にも、この次男坊は歩くときに、ときどき上体(体幹)が左右に揺れたりしていました。ときどき訴えていた股関節の痛みも、元をたどると原因はこの左右の脚の長さの差から来ていたのかもしれませんね。

 

うーん、さてそうなると、理学療法士として、いや父としてどうするか。いろいろ考えて、靴の中に細工をしてみました。

左脚が右よりも長いということは、右脚が左よりも短いということ。相対的に短いほうの右脚を長くすればいいわけなので、右の靴の中に少し厚みをもたせる細工をしてみました。右靴のかかと部分にテーピングを何枚か貼って厚みをつけたり、「アーチ(つちふまず)」の下に厚みをつけたり(写真)。これは「インソール」といって、理学療法に限らず、足の不調に対してよく用いられる方法です。

 

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ところが、この手作りインソールが、うまくいかなかったのです。靴の中に細工した数日後あたりから、次男坊が「足の裏にへんなのができた」と訴え始めました。胼胝(たこ)です。正直に言って、認めたくはなかったですが、これは失敗だったということでしょう。理学療法士としても、父としても、面目丸つぶれ。最初から、考え直すしかない。

 

次は靴への細工はやめて、足の使い方を意識させることにしました。ある時、次男坊が裸足で歩いているのを見て、あしの指をあまり踏みしめていないなということに気づきました。脚の長さの違いと、あし指を使わないことにどう関係があるか十分に考察していないのですが、とにかく次の作戦は、歩くときになるべくあし指に力をいれさせることにしました。

ただ問題は、いつもいつもふざけて遊んでいて、親がああやれこうやれということをまともにやろうとしないことです。だから、あしゆびエクササイズの本のページを、トイレの壁にさりげなく貼ることにしました。

 

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(『足ゆび力 ~つま先を使うだけで一生健康でいられる~』石井紘人(著)・夏嶋隆(監修),株式会社ガイドワークス)

 

「やりなさい」とか頭ごなしに言うとやらないうちの息子たちなので、これをトイレの壁に貼っておいて、ときどき「あしの指をしっかり踏みしめると、走るの早くなるんだってさ」とか、聞こえよがしに言うことにしました。すると、どうやら時々意識しているみたいで、毎朝、サッカーの朝練に行くときに二人を後ろから見送っているのですが、次男坊のほうの歩き方が変わってきている気がしてきました。体幹が左右に傾かなくなったような。

はた目から、靴の中のあし指をしっかり踏みしめているかどうかはわかりにくいです。ただ、理学療法士が見れば、歩くときの膝の伸びや、足裏のかえり、ひいては体幹の動きなどにもあらわれているのがわかるのです。

毎日毎日見ていると、子どもなりに足のゆびを意識しているなというのがわかりました。

さて、そうなると、靴のすり減りはどうなるか。靴は新しい靴になっていますが…

 

 

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これは本当に次男坊が最近履いているシューズです。ほぼ、左右のすり減りに差はないです。歩き方の変化が、はっきりと靴底のすり減りにも出てますね。

そうなると、気になる左右の脚の長さはどうか。あれから一年近く経って、変わっているでしょうか。

同じように寝てもらいましょう。

 

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あれ、どうかな。やっぱり左脚は…。寄ってみましょう。

 

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左右の踵の位置関係を見ると、やっぱり左脚は長そうですね。では、一年前にやったのと同じように膝を立ててみて見ます。

 

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みなさん、わかりますか。やっぱり左の膝は高いですよね。

脚の長さは、あいかわらず左が長いですね。なかなか、骨の長さは変わらないんですね。

それでも、歩き方が前よりもよくなってきたし、すり減りも差はなくなったし、おそらく自分であしの指を意識して変化してきているんじゃないかな。

 

いつもいつもふざけてばかりで、親の言うことなんか全く耳を傾けないようだけど、実はいろいろ聞いたり、いろいろ考えているのかな。

おや、リビングの壁にはこんなものが貼ってあるぞ。

 

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まあそれでも、当分わすれものはなくならないでしょう。

 

多少、足の長さが違っても、わすれものいっぱいあっても、元気であればそれでいいよ。

 

よし、今日も頑張って、朝練行ってこい!

 

 

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201928AM 7:00

 

 

 

夢を感じています!

皆さんこんにちは。八千代リハ教員のUです。

今回は私が現在はまっている事の一つについて、書きたいと思います。

皆さんアームレスリングはご存じですか?

 

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仲間内でよくやった方も多いかと思います❝腕相撲❞によく似ています。

腕相撲が机やテーブルなどの上で自由に肘を動かせるのに対し、アームレスリングは肘置き用のパッドの付いた専用の台を用います。

腕相撲はフォームもばらばらで力づくでやる事が多いかと思いますが、アームレスリングは怪我を防ぐために正しいフォームがあり、力5割、技術5割と言われています。

人それぞれ体格も腕の長さも違いますので、対戦相手に応じて攻め方を組み立て(何種類かあります)技術も必要になります。

もちろん力も必要ですので腕から体幹にかけてバランス良く筋力をつける必要があり、トレーニングの仕方も様々です。

 

 

こう話すと、今更アームレスリングなんてと思う方も多いかもしれません。

かくいう私も以前はアームレスリングに関しては殆ど知りませんでした。

 

 

リハビリの学校の学生だった頃は(17年位前にはなりますが…)知的障害や視覚障害のある方のガイドランナーをやっていた時期があり、ハーフやフルマラソン等で何度か走らせて頂きました。

その頃は伴走で走った方やご家族が喜んで下さる事が強いモチベーションになって走っていましたが、卒業後は走る事から遠ざかってしまい慢性的な運動不足になっていました。

あまりにも走れなくなっているのもあり、3年位前から運動不足解消の為、ジムでのウェイトトレーニングや水泳を行い始めました。

そんな中、たまたまジムで力自慢の方と久しぶりに腕相撲をやるようになり、最近はその延長で、アームレスリングの元世界チャンピオンの方が開いているチームに不定期ですが通わせていただいております。

 

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アームレスリングで驚いたのは選手(アームレスラーという)の年齢層が高い事です。体重毎に分けた階級の元、全日本選手権(車椅子の部門もあります)では、40代のチャンピオンも数多く、50代、60代のチャンピオンもいます。これは一般的なスポーツ(野球やサッカー等)ではあまり考えられない事です。

加齢により低下が目立つ脚の力はあまり必要ではない事(ゼロではありませんが)、競技時間が短いため、心肺機能の低下もさほど影響を受けにくい事も理由の一つだと思います。

私自身は現在は強くありませんが、今後年齢を重ねていっても第一線で動けるのは夢があるなと感じており、モチベーション維持の一つになっています。

ウェイトトレーニングをやる意欲も上がり、日常でも力仕事が楽になった気がします。

最後に、蛇足ながら筋肉の知識や筋力強化の仕方、力を入れやすい姿勢等、活かせる所が沢山ありますのでリハビリの学校で学ぶ事は有益ですよ、と付け加えておきます。

 

 

 

教員紹介!

はじめまして。

作業療法学科教員の二階堂です。

今年の4月に、福岡県北九州市の小倉校から

八千代リハ学院に赴任してきました。

 作業療法士になって、今年で35年、専門は精神障害の治療学です。

小倉校では15年間教員をしてきました。

(歳がばれる( ^ω^)・・・

 

せっかく都会の近くに来たので、これを機会に

バスツアーを駆使して、色々な所に出向いています。

 これは、最近行った東京ドイツ村のイルミネーション。

名古屋にいる娘が上京して、一緒に楽しみました。

ドイツ村

 

また、せっかく千葉に来たので、ここはお決まりの夢の国も35周年イベントもあり

やはり、娘と行ってきました。(さすがに一人では無理がある・・・)

10年ぶりでしたが、まだアトラクションにも無事に乗れました(^^)/

ディズニー

 

 最後になりますが、教員間では有名なんですが、実は私は

生粋のカープファンです。

福岡なのにソフトバンクじゃなく、広島カープファンというところが

不思議な所ですね。

 広島カープが今ほど強くなく(というよりもとっても弱く)

ドラフトで入った若い選手が一生懸命練習して、だんだんいい選手に

なっていくのが、とってもドラマチックで応援し続けています。

 ソフトバンクはとっても強いチームなので、負けると「どうしたん?」

という感じですかね。

 これからも、今一つ勝ちきれない、最後までハラハラさせられるカープを

地道に応援していこうかな(笑)

カープ

 

 

「クロスロード」に記事が掲載されました!

理学療法学科教員の奥田です。

私のチリでの活動が、JICAボランティア向けの雑誌「クロスロード」に掲載されました。

 

https://www.jica.go.jp/volunteer/outline/publication/pamphlet/crossroad/201811/index.html

 

クロスロード表紙写真

 

八千代市障がい者スポーツ大会にボランティアとして参加しました!

先日、9月29日に八千代市市民体育館で行われた障がい者スポーツ大会に、有志で集まった理学療法学科、作業療法学科1年生24人が参加してきました。

 

まずは、準備の手伝いです。

横断幕の設置。意外に難しい!

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打ち合わせ中。皆さん、真剣です。

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介助者受付。皆さん、どのような方が来られるか、自分がしっかり介助できるのか心配な様子。緊張した面持ちです。

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紅白の花で「紅白」を書きました!

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服部市長の挨拶とともに開会式の始まりです!

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スタートの合図とゴールテープの役割を手伝っています。真剣な表情!

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競技の介助も行いました。応援にも熱が入ります!!

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やっちーも応援に駆け付けました!!

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お昼休み中。少し安心した表情ですね。

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お昼休み後の応援合戦。学生も一緒に応援してしています!

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午後のパン食い競争。皆さん、楽しそうに参加されています。お手伝いする学生にも熱が入ります。

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パン食い競争は、学生も飛び入り参加することができました。みんな必死です(^^)/

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無事にパンもゲットできたようです。

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注目の紅白対抗リレーです。学生も紅白に分かれて参加させていただきました。

走る前の様子。気合が入っています。

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2走者目は一人はアイマスク、一人は伴走者として走ります。

結構、怖かったみたいです。

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走り終わって笑顔!

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11走者目は全力で。二人とも速い!紅組逃げて、白組追いかけます!

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最終走者は、車いすで。逃げる紅組、追う白組。

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ゴール場面。僅差で紅組が逃げ切りました!

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後片付けの手伝いも終わり、最後に記念撮影。

皆さん、一日お疲れさまでした!

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作業と出会いと感謝の気持ち

暑い暑い今年の夏は、各地で台風や豪雨などに見舞われるところもあり、予期せぬ気候変動や自然の力にはかなわないな、と感じます。

私は作業療法士になって15年です。
臨床では13年。教員になり2年目です。
作業療法士という仕事をしていると、本当に多くの人と出会うことができ、対象者の数だけ様々な“作業”にも出会えます。
私は、“作業”の持つ力やそれにまつわる様々なストーリーが本当に大好きです。

つい先日、私自身が楽しんだ“作業”は、船釣りです。
千葉の寒川港を朝出港し、木更津沖まで移動。
途中アクアラインの下を船でくぐり、いつもは車で通過するところを見上げるというワクワクもありました。
大漁スポットに誘導され、15時まで満喫しました。

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公認釣りインストラクターさんと一緒でしたので、魚がかかったら竿を渡してくれて釣り上げるという一番おいしいところだけ味わせて頂き、とても気さくで強くて優しい釣り人仲間が出来ました。

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沢山釣れた魚は、天ぷら・刺身・唐揚げ・煮魚・焼き魚・・・と、たいへん美味しく頂きました。

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上手い下手とかではなく、楽しい!や 発見!! ワクワクドキドキ!!を伴う経験そのものを、いつも大切にしています。
そこで出会う様々なつながりに感謝し、これからも過ごしていきたいな、と思います。

OT科教員 柴田

私が作業療法士を目指したきっかけ

私が作業療法士の資格を平成11年に取得してから19年目に入ります。

若かりし私は沖縄にある文系の大学を卒業した頃、特に就職先へのイメージもなくどうしようかと迷っていたのを覚えています。

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大学では口承文芸という高齢者から民話を聴取する研究を行っていたので、就職するのは高齢者と関わる機会が多い福祉系か、役所などと考えていた面もありましたが、特に具体的なものはありませんでした。

そのような時に看護師の叔父から「病院でリハビリ助手の仕事をしないか」との誘いがありました。「リハビリ?」とよく分からないながらもとりあえずやってみるかとの思いで入職したのがきっかけとなりました。右も左も分からず、人の身体の事もよく知らないまま、理学療法士・作業療法士の指示のもと、患者様を車椅子でリハビリ室への移動させるお手伝いをしたり、ホットパックを準備したり、立ち上がり練習の補助などをしているうちに自ら患者様のために考えて関わりたいという気持ちになっていきました。

中でもある70代後半の患者様との出会いがきっかけとなり作業療法士の職に就きたいと強く思うようになりました。その方は長年、車椅子生活をされていましたが、「23歩でもいいから歩いてトイレに行きたい」とおっしゃり、作業療法士と一緒に車椅子でトイレに行き、排泄動作練習をしていました。当時は「歩けない=車椅子=オムツ」という構図が普通と受け止められていたのですが、私が出会った作業療法士の方は患者様と一緒に排泄動作の練習をしていました。そしてある日、その患者様は車椅子から1、2歩だったかと思いますが自ら移動してトイレの座面に座り、排泄できた時に涙を流して「また自分でトイレにいけた」と話しました。この事が強く印象に残っており、「私もそのような仕事したい」と思い、沖縄にある専門学校に入学しました。

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月日は流れ現在は八千代リハビリテーション学院の作業療法学科の教員として勤めています。入学してくる方もそれぞれいろいろな想いを持って来るのでしょう。是非とも理学療法士・作業療法士になるという想いはずっと持ち続けて頑張っていただけたらと思います。

OT教員A

活動報告 vol.12  活動中の国内外旅行

八千代リハビリテーション学院の皆さん、入学を希望している皆さんこんにちは。

チリで青年海外協力隊として活動していた理学療法学科教員の奥田です。

無事に任期満了し3月21日に帰国してきました。私の場合は現職参加制度という制度を利用しており、4月から職場復帰となるため、活動期間が通常の2年ではなく、派遣前訓練期間を含めて2年、チリでの活動は1年9カ月でした。

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アサドの送別会をしてくれました!写真は準備の時のもので、実際の送別会中の良い写真がありません…

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障がい者団体のスエノニョスシンリミテスの皆さんとの送別会。感謝状を頂きました。

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市役所の送別会。市長から感謝のガラスの盾を直々に頂きました。が、残念ながら写真がありません…

 

帰国後は、何を食べても美味しい!

気を付けないと、太ってしまいそうです。

また、日本に帰国してからは、少し客観的に日本の良い点、悪い点等を感じることができます。この感覚も大事にしていかなければいけないと思っています。

 

さて、今回はチリ活動期間中の旅行について紹介します。

JICAボランティアは遊びに行っているわけではないので、勿論旅行ばかりしていたわけではありませんが、休暇を利用して旅行をすることでチリ国内のこと、南米の風土や歴史についても深く知ることができました。

そもそも日本からは南米に来ること自体がなかなか難しいため、チリでの活動期間中に南米の素晴らしい場所を訪問することも重要な活動だと思っています。私がこのように紹介することで、南米に行ってみたい、と思う人が少しでも出てくれば、それもよいことではないかと思います。

青年海外協力隊は、任国外旅行(派遣国以外への旅行)も許可されていますが、制限はあり、旅行可能国と日数制限(1年間に20日以内)が定められています。チリから行ける国は、メキシコ、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルとなっています。

活動中の旅行の目的の一つとして、チリ国内で活動している他のボランティアの任地を訪問することもあります。活動や生活を見たり、日本祭りの手伝いをしたりします。逆に、私の任地にも他のボランティアが来てくれたことがありました。チリの他の地域で活動するボランティアを訪問することで、他のボランティアが頑張っている場面を見学することができ、同じチリ国内でも場所や家による様々な違いを感じることもできます。

旅の良さなどは、今更私が説明する必要はないと思います。南米には多くの世界遺産があり、大自然が作り出す素晴らしい場所がたくさんあります。チリの南にはアルゼンチンとともにパタゴニア地方があり、南米大陸からは遠く離れますがモアイ像で有名なイースター島はチリの一部です。チリの周辺国には、ペルーにマチュピチュ遺跡、ボリビアのウユニ塩湖、ブラジルとアルゼンチンの国境にあるイグアスの滝など素晴らしい場所がたくさんあります。

任国外旅行では、同じ南米でもチリと異なる文化を肌で感じることができます。同じスペイン語圏でも話し方や話し言葉が異なっていたり、物価、生活水準、食べ物、治安、人の親切さ…等、様々な違いを感じることができます。他国を訪問した時に、他の国で生活しているボランティアと会うことができるのは協力隊ならではです。

 

今回は、写真を中心に紹介します!

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チリのラセレナ大学で行われた日本祭りに参加した時の写真

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チリ人男性と結婚してラセレナに住んでいる元JICAボランティアの方に招待していただき、食事をごちそうになりました。「こんなところに・・・」という日本のテレビ番組にも紹介された方です。

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チリの南のパタゴニア地方にある、トーレスデルパイネ国立公園。絶景です!

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同じくパタゴニア地方ですが、アルゼンチン側にあるフィッツロイ山。同じく絶景です!

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アルゼンチンのパタゴニア地方にあるペリトモレノ氷河。人の大きさと比べると、氷河の大きさがわかると思います。地響きとともに大きな氷が崩れ落ちます。 014

氷河トレッキングに参加すると、氷河の氷を使用してウイスキーを飲むことができます。ちょっと格好つけた写真を一枚。

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チリのヘネラルカネーラ湖の洞窟で見られる風景。マーブルカテドラル(大聖堂)と呼ばれています。

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ペルーのマチュピチュ遺跡。

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ペルーのクスコという街で年1回行われるインティライミというお祭りの様子。

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インティライミを見るためにJICAボランティアが集まりました。他国のボランティアと会えるのも旅行の楽しみの一つです。

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南米でよく食べられる「アンティクーチョ」と呼ばれる肉の串焼き。

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ペルーで食べた「クイ」の丸焼き。味は・・・。

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イースター島は実はチリの一部です。ずらっと並ぶモアイ。

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触れるモアイもあります。

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在外研修(JICAが開催する様々な国のボランティアが集まる研修会)でエクアドルに行きました。

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在外研修にはチリの理学療法士のガブリエルと一緒に参加しました。この写真は赤道記念碑。

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イグアスの滝。絶景です!

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滝の下にボートで突っ込むというアトラクションに参加しました。

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チリの北部のサンペドロデアタカマという砂漠地方。月か火星にでも来たような光景です。

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サンペドロデアタカマは星の観測所で有名な場所です。写真は分かりにくいですが、日本では見ることができない南十字星が写っています。

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ウユニ塩湖。

 

南米にはたくさん素晴らしい場所があります。まだまだ私が行くことができなかった素晴らしい場所もたくさん残っています。 ただ、このような記事を書いてしまうと、旅行ばっかり行っていたというように捉えられてしまうことが多いのですが、最初にも伝えたように旅行ばっかり行っていたわけではなく、活動もしていましたよ。

 

最後に

おそらく、私の活動報告は今回で最後になります。4月から日本での通常勤務が始まり、すでに授業も担当しています。

卒業生の皆さんは是非学院へ遊びに来てください。

勉強会も少しずつ実施していこうと思っています。

5月11日19時から今年度1回目の勉強会(症例報告会+脳画像)を実施します!

では皆さん、学院で会いましょう!!

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過去の活動報告

活動報告11: 私にとって重要な活動の一つ

www.yachiyo-reha.jp/blog/イベント情報/6350

 

活動報告10:理学療法士としての活動報告⑤その他の活動

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6328

 

活動報告9:理学療法士としての活動報告④学校での活動

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6284

 

活動報告8:理学療法士としての活動報告③高齢者会議での活動

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6251

 

活動報告7:理学療法士としての活動報告②個別理学療法

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6194

 

活動報告6:理学療法士としての活動報告①訪問理学療法

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/その他/6156

 

活動報告5: チリの医療について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6061

 

活動報告4:チリの食生活について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6027

 

活動報告3:チリでの活動について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5920

 

活動報告2:派遣前訓練について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5751

 

活動報告1:JICA青年海外協力隊について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5651

 

 

奥田裕先生の活動記録vol.11

活動報告 vol.11 「私にとって重要な活動の一つ」

 

八千代リハビリテーション学院の皆さん、入学を希望している皆さんこんにちは。

チリで青年海外協力隊として活動している現在休職中理学療法学科教員の奥田です。

 

最終学年の皆さんは、いよいよ追い込み時期になってきましたね。そろそろ国家試験が待ちきれない、と思う人も出てきたのではないでしょうか?くれぐれも体調管理には気を付けて、最後まで諦めないで頑張ってください。

 

126日に私の任地であるウアラニェ市で日本を紹介するお祭りを実施しました。チリの日本大使館から日本の食べ物サンプルや日本の建物の模型、浮世絵などを借りて展示したり、箸の使い方講座、チリの演奏家による尺八演奏、チリボランティアの理学療法士の三橋隊員による三線演奏、市民も参加しての盆踊りなどを行いました。市役所の職員、手伝ってくれたチリJICAボランティア、大使館など多くの人の援助のおかげで実施することができたのですが、私一人では普段なかなか日本の良さを伝えることができなかったので、私の活動期間中に、ウアラニェ市で日本紹介ができたことを嬉しく思っています。

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日本祭りの様子

 

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大使館から鯉のぼりも借りました。

 

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大使館から借りた日本の食べ物の展示。日本食が恋しくなりました。

 

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着物(浴衣)コーナー。

 

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箸の使い方講座。チリボランティアの谷口さん、浴衣の着付けや、箸講座など、大活躍していただきました。

 

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名前を日本語で書いてあげています。

 

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私は日本の遊びを教えたり、色々まわっていました。写真はけん玉をやっているところです。

 

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三橋さんの三線演奏。

 

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尺八演奏。

 

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みんなで盆踊りを踊りました。正直に言うと、日本では踊ったことがないかも・・・。

 

 

さて今回は、私にとって重要な活動の一つ、を紹介します。

 

それは、サッカーです。

 

ボランティアとしてチリに来ているのに重要な活動がサッカーかよ!とツッコミを入れたくなる人もいるかと思いますので、以下にその説明(言い訳?)をしたいと思います。

JICAボランティアは、現地の人々と共に生活をしながら活動をすることで、「異文化社会における相互理解の深化と共生」を目的の一つとしています。私は理学療法士としての要請に対して日々活動をしていますが、理学療法士としての枠だけで活動をしていると、どうしても関わる人の幅が広がりません。「国際貢献」のとらえ方は様々あると思いますが、一人でチリの田舎でできることは限界があります。その中で、自分に何ができるのか?と考えた時に、一人でも多くの人と知り合い、一人でも多くの人と仲良くなることで、私が任期を終了してチリを去った後も、日本で何かあった時に「そういえば、一緒にサッカーをやった日本人がいたな・・。」と思い出してくれることが、私がチリに来た意義にもなるのではないかと思っています。

 

JICAボランティアの活動時間以外の過ごし方は人それぞれだと思います。私の場合は、チリはサッカーが盛んで、大人も子供も日常生活の中にサッカーがあるような生活をしており、交友関係を広げるにはサッカーが一番だと思い、サッカーをやっています。と、言い訳をしていますが、ただサッカーをやりたいだけではないか?という意見に対して反論は致しません。。今ではサッカーを通して知り合い、サッカーを通して仲良くなった人がたくさんいます。チリは日本のように仕事が終わったら職場の仲間でちょっと一杯、なんてことはないので、サッカーをやっていなかったら、ほとんど交友関係も広がらなかっただろうと思います。

 

しかし、サッカーにはリスクも伴います。まず一つ目のリスクは怪我です。私も20172月に、試合中に右足首を怪我してしまい、2週間活動を休止し、多くの人に迷惑をかけてしまいました。不幸中の幸いとして、自分自身でチリの田舎の医療を体験することができたことは、貴重な体験であったとも思っています。現在はテーピングをしながらサッカーをしていますが、足部に対するテーピングの技術も向上したと思っています。チリは伸縮性のテープはたくさん売っていますが、非伸縮性のテープは少なく、あっても11,000円くらいで高価です。少ないテープで、いかに確実に固定するかということを考えながらテーピングをしています。

 

2つ目のリスクは対戦相手です。私はチリのリーグに加入してサッカーをやっているのですが、みんな勝負がかかっているので真剣です。さらに試合直前までビールを飲んで酔っ払った状態でサッカーをやっている人もいるため、乱闘騒ぎもしょっちゅうです。そんな中、たいして上手くもない日本人が調子に乗って点でも決めようものなら、その後は徹底してつぶしにかかってきます(「つぶす」というのはサッカーで使用される用語で、基本的にはその人がボールを持ったらファウルでも何でもしてボールを持たせないこと)。また、私も試合中は真剣なので、故意ではなくても時にはファウルをしてしまうときがあります。ファウルをしてしまった相手の中には次の試合でも覚えていて、執拗に私に対して当たってくる人もいます。仲良くなるためにやっているはずなのに、一部に敵を作ってしまったことは寂しいところです。また、日本の草サッカーとは違い、会場には多くの観客がいて、大きな歓声とともに、ミスやファウルに対してはヤジが飛び交います。ヤジは基本的には「スペイン語」ではなく、辞書には載っていないような汚い言葉ですね。自分達のホームスタジアムではなく、相手チームのスタジアムに行くと、外国人ということで差別的なヤジを受けることも多いのは、非常に残念に思います。

しかし基本的には試合が終了したら、敵味方関係なく一人一人と握手やハグをし、お互いにプレーを称えあって仲良くなります。練習試合の時には、チームが混ざってアサド(バーベキュー)をしながらビールを飲んで楽しむこともあります。

 

日本帰国まで残り約1か月。勿論、理学療法士としての活動もしっかりやりますが、怪我のないようにサッカーも楽しみたいと思っています。

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少し思い出深い、去年のリーグの決勝戦直前の写真。チームは勝利して優勝したのですが、この30分後くらいに私は怪我をしてしましました。

 

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市役所のチーム。たまに他の市役所のチームと交流戦をします。

 

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昨年優勝したチームとは別のリーグのチーム。みんな良い人たちなんですが、ご覧の通り若干年齢層が高いので、なかなか勝てない・・・。

 

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サッカー場でもアサド!

 

 

過去の活動報告

活動報告10:理学療法士としての活動報告その他の活動

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6328

 

活動報告9:理学療法士としての活動報告学校での活動

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6284

 

活動報告8:理学療法士としての活動報告高齢者会議での活動

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6251

 

活動報告7:理学療法士としての活動報告個別理学療法

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6194

 

 活動報告6:理学療法士としての活動報告訪問理学療法

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/その他/6156

 

活動報告5: チリの医療について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6061

 

活動報告4:チリの食生活について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6027 

 

 活動報告3:チリでの活動について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5920

 

活動報告2:派遣前訓練について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5751

 

活動報告1:JICA青年海外協力隊について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5651

奥田裕先生の活動記録vol.10

理学療法士としての活動報告⑤ その他の活動

 

八千代リハビリテーション学院の皆さん、入学を希望している皆さん、こんにちは。

チリで青年海外協力隊として活動している現在休職中理学療法学科教員の奥田です。

 

チリでは、日本のように正月三が日が休みということはなく、2日から通常勤務となります。そのため、ゆっくり正月を過ごすということはできませんでしたが、それは国家試験、後期試験を控えた学生さん達も一緒でしょうか?

 

本題に入る前に、チリでのクリスマス、お正月の紹介をします。

チリでは、クリスマス、正月ともに家族が集まって、アサドと呼ばれるバーベキューをします。要するに、誕生日であろうがクリスマスであろうが正月であろうが、普通の日曜日であろうが、とにかくアサド!という感じですね。

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チリのアサド。この日は牛肉、鶏肉、羊肉がありました。

 

クリスマス前に私の職場では「アミーゴセクレト」をしました。直訳すると「秘密の友達」です。12月の初めに、参加者が集まってくじを引きます。そのくじには参加者の誰かの名前が書いてあり、アミーゴセクレトの当日までにその人のためにプレゼントを準備し当日にプレゼントを渡します。日本のプレゼント交換の渡す人がわかっているバージョンですね。

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アミーゴセクレト。プレゼントをもらっているところです。

 

クリスマスの過ごし方は、24日の夜に家族が集まってアサドをし、1224日から25日へ日付けが変わる24時に家族みんなで「Feliz Navidad!!(メリークリスマス!!)」と言って、皆で一人一人とハグをして、クリスマスツリーの周りに集まります。そして、クリスマスツリーの周りに置かれたたくさんのプレゼントを一つ一つ渡していきます。チリのクリスマスは、子供だけにプレゼントが来るのではなく、家族みんながお互いにプレゼントを渡しあいます。

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12月24日には、クリスマスツリーの周りがプレゼントでいっぱいになります。

 

正月は、やはり大晦日の夜に家族が集まってアサドをし、大みそかから元旦に変わる24時に家族みんなで「Feliz año nuevo!!(明けましておめでとう!!)」と言って、皆とそれぞれ一人一人とハグをし合います。その後、皆でシャンパンを開けて乾杯し、市役所の近くであげられる花火を見て、市役所の近くに集まって朝までダンスを踊ります。普段は路上で飲酒はできないのですが、この日ばかりは歩行者天国になった路上で飲酒をしても大丈夫です。私は31日に猛暑の中サッカーをしたおかげで若干熱中症のような症状があったので、少しダンス会場を見に行って、そそくさと帰りました。

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1月1日、0時30分くらいからダンスが始まります。大人も子供も高齢者も一緒にダンスを楽しみます。

 

さて本題に入りますが、今回は「その他の活動」として、私が今まで紹介した以外の様々な活動を紹介します。

 

まず最初に、健康(障害予防)に関する冊子の作成についてです。

私は活動期間中に3種類の冊子を作成しました。「Pausa saludable:休憩時の体操」「Para estar saludable:健康になるために」「Problema de postura:姿勢の問題」の3種類です。

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↑↑↑ 3種類の冊子です。

 

Pausa saludable」に関しては、チリの人たちは日本人と同様に肩こりなどの症状を訴える人が多いにも関わらず、あまりストレッチ等をする習慣を持っていません。まずは、仕事の休憩時間にでも少しずつストレッチ等の運動を実施しましょう、という目的で作成しました。内容は、座位、立位で実施するストレッチや運動を紹介しています。

Para estar saludable」は、チリの人たちは日本人と比べると肥満傾向の人が多いにも関わらず、自覚はなく、むしろ私に対して「お前は痩せすぎだ」と言ってくることが多かったり、糖尿病や高血圧の薬を飲んでいる人が非常に多いことから、健康に対する意識を少しでも変えてほしいという目的で作成しました。内容は、肥満がもたらす様々な問題、肥満度を判定するBMI(Body Mass Index)、摂取カロリーと消費カロリー、チリの食べ物のエネルギー(カロリー)、痩せるための運動について紹介しています。

Problema de postura」は、私のオフィスに来る方は、肩や手の問題を抱えた人が多いのですが、その多くはパソコンやスマートフォンの長時間使用が原因となっているため、まずは姿勢を改善しましょう、というものです。

 

活動報告8で紹介した高齢者会議でも、実際にこの冊子を使用しながら説明や体操を実施しました。20177月に実施された「Feria de preventiva:予防フェスタ」では私のブースを作ってもらい、約300冊の冊子を市民に配布することができました。

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予防フェスタの様子。

 

Pausa saludable」に関しては、市役所職員、市役所の教育課職員、地元スーパーの従業員、地元のレストランの従業員等を対象に、実際に冊子を使用しながら体操を実施しました。

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市役所職員に対して。

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市役所の教育課職員に対して。

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地元のスーパーマーケット従業員に対して。

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地元のレストランの従業員に対して。

 

健康(障害予防)に関しての活動としては「ラジオ体操」も実施しました。チリでサッカーをやるときに感じるのですが、チリの人たちはあまりウォーミングアップをしない人が多いです。逆に、日本人は何故チリ人と比べてウォーミングアップの習慣があるのかと考えた時、幼少期からの教育によるところが大きく、中でも「ラジオ体操」はその一翼を担っていると考えました。チリの人たちは音楽とダンスは大好きですが、決められた音楽でみんなが同じ動きをするラジオ体操は「つまらない」と反応するのではないかと心配していましたが、実際に同僚に見てもらったところ、非常に興味を持ってもらい、それをきっかけに紹介していこうということになりました。習慣作りが目的なので、子供を対象にするのが一番と考え、初めは小学校で実施することにしました。合計11回小学校を訪問し、体育の授業の前の少しの時間をもらい、ウォーミングアップの重要性を説明した後にラジオ体操を実施しました。その後は、体育担当の先生が継続して実施してくれると言っていましたが、実際に実施しているかどうかは...。

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小学校のラジオ体操。

 

ラジオ体操は非常に受けが良く、その後も依頼されることがあり、地域の女性が集まる集会や、県内それぞれの市の教育課の代表者が集まる会議などでも実施しました。

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女性の集会にて。

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教育課の代表者の会議終了後に記念撮影。

 

その他の理学療法士としての活動として、ウアラニェ市でチリ全国から高校生が集まって実施されたハンドボール大会に理学療法士として参加しました。実は私は今まで実際のスポーツ現場で理学療法士として活動したことはなかったのですが、チリでスポーツ現場デビューしちゃいました。

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ハンドボール大会にて。

 

ハンドボールの大会中に感じたこととして、体幹の支持性や肩の柔軟性が低い中で、力強く速くて大きな肩や腕の動きを行うことにより、肩を痛めている選手が非常に多いということでした。そのため大会後、肩、体幹のストレッチ、体幹の支持性を高める運動を、ウアラニェのチームに対して何度か指導をさせていただきました。

スポーツに関しては、ウアラニェ市内でチャリティ目的で実施されたマラソン大会にも関わり、マラソンの後に全体に対してストレッチの指導を前回の活動報告9で紹介したガブリエルと一緒に実施しました。

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マラソン終了後にガブリエルとストレッチの指導を実施しているところ。

 

その他、私の任地であるウアラニェは、20171月に大きな山火事があり、市の60%以上が燃えてしまうということがありました。幸いにも死者は出なかったのですが、被害はかなり大きなものとなりました。火事で家が燃えてしまったり、家の近くまで火が回ってきてしまった人たちは市の中心にある高校に避難をしてきていたのですが、その中には寝たきりの方や、避難時に足や腰等を怪我してしまい、歩行が困難になってしまったような人がいました。私はその期間は、避難所である高校に足を運び、その方々を対象に理学療法を実施しました。この体験に関しても、今まで日本でも被災地のボランティアは実施したことがなかったのですが、チリで初めて関わらせていただくことになりました。被災者に対する理学療法だけではなく、避難所にいることで、身体を痛めた消防士への対応や避難をしてきた子どもの遊び相手、援助物資の運搬援助など、やることは様々あるのだということがわかりました。

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火事の時は、市の中心近くまで火がまわってきました。

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火事の時の避難所。空は灰で覆われてどんよりしています。テントは他の地域から援助に来てくれた消防士の宿泊用。避難所には高齢者や障がい者しか避難してきません。おそらく避難が必要な若い人は、家族や友人のところに行っています。

 

 

過去の活動報告

活動報告9:理学療法士としての活動報告学校での活動

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6284

 

活動報告8:理学療法士としての活動報告高齢者会議での活動

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6251

 

活動報告7:理学療法士としての活動報告個別理学療法

www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6194

 

 活動報告6:理学療法士としての活動報告訪問理学療法

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/その他/6156

 

活動報告5: チリの医療について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6061

 

活動報告4:チリの食生活について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/6027 

 

 活動報告3:チリでの活動について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5920

 

活動報告2:派遣前訓練について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5751

 

活動報告1:JICA青年海外協力隊について

http://www.yachiyo-reha.jp/blog/学院の特徴と紹介/5651

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