八千代リハビリテーション学院の理学療法学科教員の加藤です。
今日は八千リハ学院の吹き抜けを紹介します。
学院建物の中央には中庭のようになった吹き抜けがあり、一階フロアにも陽の光が入ってきます。その中庭ですが、下の写真のように砂利が敷き詰められ、不思議な植物が不思議なかたちで植えられています。
この中庭の植物、何が不思議かというと、まったく世話をしなくても生え続けていて、今以上に大きくならないし、また枯れることもなく一年中ずっと同じような緑色をしています。本当に生きているのかと思うくらいで、正直、薄気味が悪いです。
さて、この植物、植えられかたも不思議なかたちをしていますが、何のかたちかわかりますか。
上から撮った写真を示します。
アルファベットを描いているのですが、わかりますか。
答えは、「P」と「O」なんですね。上の写真の、向かって右が「P」、向かって左が「O」をかたちどっています。
なぜ「P」と「O」かというと、うちの学院の設置学科である、Physical Therapy(理学療法)のPと、Occupational Therapy(作業療法)のOのことなんですね。これは、知る人ぞ知る情報で、毎日学院に通ってこの中庭の横を通っている学生達も、意外と知らないかもしれません。ただ説明されて、この植物のかたちの意味を知った人のリアクションは大抵、「あ~、なるほど…」程度で、特段「なっとく! 」「すごい! 」なんていう反応を示すことは、あんまりないです。
そんな誰も見向きもしない中庭の植物に、最近異変が起こりつつあります。
「O」のほうをよく見てください。
わかりますか。ひと株だけ、まわりとは違った、別の植物が生えてきているのです。
もっと、近くで見てみましょう。
もともと、こんな植物は生えてなかったはずです。いつから生えてきたんでしょうか。少なくとも、ここ数ヶ月ではないかと思います。まわりのもともと植えてある植物は、前述したように、これ以上は大きくなりません。しかし、この一つだけの植物は、じわじわと大きくなってきているようです。このまま、大きくなってきたらどうなるんでしょうか。
おそらく、「O」が「Q」になろうとしているのです!
(「謎の植物Q」終わり)