八千代リハビリテーション学院

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ヤチリハのブログ

さまざまな筋力を測る方法 ~理学療法評価法Ⅱの授業内容の紹介~

理学療法学科教員のHです。今回は、私が担当している理学療法評価法Ⅱの授業内容を紹介したいと思います。私の授業では、理学療法の治療を計画する上で必要な情報である筋力検査の正確な実施を目標に授業を展開しています。その筋力検査には、大きく2つあります。1つ目は、道具の機能を利用した測定方法です。みなさんも小学校や中学校でスポーツテストを経験したかと思いますが、そのテスト種目の中にヒントがあります。それは何の種目でしょうか?



答えは、「握力測定」や「背筋力測定」などです。

握力計背筋力計

握力計              背筋力計

 

握力測定を例に挙げると、握力計を握ると目盛に結果が表示され、握力を知ることができます。一目瞭然で便利ですよね。

握力測定 握力測定の様子

 

理学療法や作業療法ではもっと細やかな握力を測る道具があり、「ピンチメーター」と呼ばれる指専用の握力計もあるんですよ。
ピンチメーター1ピンチメータ使用の様子1ピンチメーター2 ピンチメーター2

握力計などの道具を使う筋力検査は一見便利なように思えるかもしれませんが、実は弱点もあります。

それは更に細かな1つ1つの関節の筋力を測ることはできないことです。実は指1本でも大きく3つの関節があります。

道具の構造上、1つの関節だけを動かして筋力測定することはできません。

て 握力計を握る手の形と動く関節

そこで、便利な検査が2つ目の手で測る方法です。手は握力計にように目盛りはありませんが、道具にはない細やかな動きをすることができます。

指を器用に使うことによって、1つの関節に関わる筋力を測ることができます。

て2手を使った指先のみの筋力検査手を使った指先のみの筋力検査

両側から指を押さえて、動かないよう固定し、指先を押します。

授業では正しい検査方法と目盛りに変わる基準を学びます。握力計に負けない人間の能力で体中の筋力を検査します。

顔や胴体、肩、肘、手、指、膝、足首、足指など検査項目は70項目以上あります。

医学が日進月歩で進化する中、様々な技術が開発されていますが、人間にしかできない検査も未だ存在しています。

私の授業では道具と人間にしかできない能力を活かした技術の融合を目指して授業を実施しています。

みなさんが入学された際は、1年生の下半期で習うと思います。お待ちしています。